トレッキングが未経験だとあれもこれも、何もかも不安になりますよね。
予測のつかない子どもとならなおのこと!ここでは、そんなトレッキングのときのあるある体験をQ&Aでご紹介します。
トレッキングデビュー!の不安や心配
Q.1最後まで歩ききれなかったら?
A・予想していたゴールまで歩けなくても大丈夫です。
疲れて歩けないというならば、もうすこし頑張れるかなという時点で余力があるうちに戻って下山してもいいでしょう。
目的地に行くことはそんなに大切なことではありません。
それを次回のプランニングに活かしてみましょう。
Q.2急にトイレ!といわれたら?
A・登山口に来る前の駅などで、きちんとトイレに行っておくことが大事です。
しかし、どうしてもという時は、コースや水場の近くは避けた場所でスコップなどで掘った穴に用を足します。
国立公園など自然保護されている場所では携帯トイレやおむつの利用をしましょう。
Q.3トイレトレーニング中はどうすればいい?
A・トレッキングではトイレに行ける回数が限られているので、トイレトレーニング中の子どもはタイミングを計るのが難しいです。
「お山に行くときだけは履こうか」とオムツを使ってもいいでしょう。
特別ルールであることはきちんと伝えましょう。
Q.4最初からすべての装備をそろえないといけない?
A・装備を身につけることで、親子ともトレッキングの安全性が上がるので、できるだけそろえるのをおすすめしますが、いきなりすべてそろえるのは大変です。
最初は親のトレッキングシューズ、子どものレインウェアからそろえるといいでしょう。
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Q.5子どもが途中で眠ってしまったら
A・2~3歳くらいの子は、午後になってコースの後半になると眠くなってしまうことがあります。
念のため、ベビーキャリアや抱っこひもをもっていきましょう。
抱っこひもを使う場合はおんぶをして、自分の荷物は他の大人に持ってもらいましょう。
Q.6すぐに「抱っこ!」「疲れた~」といわれたら?
A・休憩を入れて気分転換しましょう。
休憩は長すぎたり、多すぎたりすると集中力が途切れて、余計に疲れを感じてしまうかもしれません。
また、疲れたら屈伸運動などのストレッチをやってもらうのも効果的。親も子もリフレッシュできます。
やたらと「抱っこ」「疲れた」を連発しているようなら、靴のサイズが合っているかも確認してみて下さい。
子どもの足の骨は軟らかく、少しサイズが小さめでもシューズに入ってしまいます。
靴のサイズのチェックも忘れずにしましょう。
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Q.7おやつをバクバクたべすぎてしまう
A・子どもは目の前にあるものをすべて食べます。
それは、家でも山でも同じこと。そんな時は、お菓子を小さな袋に分けて入れて持っていきます。
それを3~4個ずつ、休憩をする回数分作っておけば、「これを食べ終わったらまた歩こうね」と切り替えができます。
Q.8子どもが飽きてしまったらどうしよう?
A・実は、子どもが自然のなかで「飽きる」ということはあまりありません。
勝手に興味のあるものを見つけてあそびだすのが、子どもの本分。
ただ、トレッキングコースでずっと平坦な道を歩いているとだらだらしてしまいがちです。
適度に起伏のあるコースを選ぶといいかもしれませんね。
Q.9子どもが道端の花や草をちぎってしまったら?
A・草花にも「いのち」があり、それがなくなるのは悲しいことというのをわかってほしいのが、親の気持ちです。
しかし、それは言葉で説いても小さい子どもにはなかなか伝わりません。
親自身がちぎられた花を見て、悲しいなと思ったら、その感情を表現して、子どもの中に芽生える「悲しみ」を育んでいきましょう。
国立公園はもちろん、山では自然保護のため草花をとってはいけないルールがあるので大人も山に入る前には事前に注意しておきましょう。
Q.10急に子どもが走り出してしまったら
2~3歳の小さいうちは、山道では走ると危険であることを言葉で伝えてもなかなか理解はできません。
走り出したら、親も走って身を呈して止めましょう。
すぐに追っていけるように、目を離さないようにしましょう。
4~5歳になっても山道が楽しくて興奮して走り出す子はいます。
山でのルールは理由とともに何度も何度も伝えていきましょう。
Q.11私(母)の体力が持つか心配
A・幼児と一緒に歩くコースで母がバテてしまうことはありません。
しかし、無理のないコース設定で、歩幅も小さく、ゆっくりペースで行きましょう。
親も水分補給など体調管理が大切です。
小学生だとペースが速くなりがちなので、ペースキープに気を配るようにしましょう。
Q.12いきなり大雨や雷に見舞われたら?
A・天気予報を確認して、大雨や雷のない日にトレッキングに出かけるというのが大前提です。
夏の高原エリアなどでは午後に天候が変わりやすいため、できるだけ午前中に行動をとるようにしましょう。
それでも大雨や雷に遭うこともあります。
雷の場合はできるだけ低い姿勢で、より低い場所へ移動します。
山小屋などが近くにあれば避難をしましょう。高い木の近くは、落雷したときに電流が幹を通じて周囲に流れるため、近寄るのは危険です。
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まとめ
いかがでしたか?
子どもとトレッキングを始めるにあたって、ちょっとした心配事をまとめてみました。
子どもが小さいうちは何かと心配してなかなか出かけられない・・・なんてこともありますが、楽しめることもたくさんあります。
まずは身近な自然に触れてみるのもおすすめです。
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