わらべうた-うぐいすのたにわたり

わらべうた

うぐいすのたにわたり(くぐり遊び)香川県

 

歌詞

うぐいすの たにわたり

うめにうぐいす ほーほけきょ

*もとはお手玉歌

 

遊び方

門くぐりの遊びで始まります。

門役を2人決め、他の子どもがうぐいすの飛ぶ真似をしながら門をくぐります。

「ほーほけきょ」で門の手を下におろし、つかまった子は「ほーほけきょ」とうぐいすの鳴き真似をします。

 

遊びのポイント

もとはお手玉歌のなのでお手玉を投げながら歌うのもいいですね。

まずは一つのお手玉から始めてみましょう。

歌に合わせて上に投げたり、左右の手で交互に渡して行ったり、みんなで円になって一つのお手玉を順々に回していくのも楽しいです。

 

その他、みんなで手をつないで輪になり、その中央に一人入ります。

中央の子はしゃがんで目をつむり、外の円の子どもたちは手をつないだまま、歌いながら右方向にまわります。

「ほーほけきょ」で止まり、中央のこの真後ろに来た子が「ほーほけきょ」と鳴いて人当て遊びをします。

「ほーほけきょ」と鳴きたい子がほとんどなので、歌っているうちに円が崩れてしまうことが多々あります。

その場合は、ちゃんと歌を歌うことを意識させたり、1フレーズごとにまわる方向を変えてみてもよいかもしれません。

 

わらべ歌にまつわる豆知識

もとはお手玉歌ですが、けん玉にもこの「うぐいすの谷渡り」と呼ばれる技があるとか。

春を告げる鳥として有名なうぐいすですが、「うぐいすの谷渡り」とはオスのうぐいすが警戒や威嚇のために「ケキョケキョ」と続けて鳴くことをさします。

また、「ホーホケキョ」と鳴くのはオスのみで、繁殖期に求愛のために鳴くそうです。

繁殖期が終わると「チャッチャッ」という“笹鳴き”と呼ばれる鳴き方になります。

こちらも警戒の意味をもっていますが、オスだけでなくメスも同じ鳴き方をするそうですよ。

 

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