体力がついて、世界がぐんと広がる4~6歳。
道具のある公園でも、なにもない公園でもどんなことでも楽しめるのがこの時期です。
幼児らしい自己中心性の思考に寄り添って、自然遊びを楽しんでみてはいかがでしょう。
どんな時期?何が楽しい?
ハイキング編
4歳になるとグンとからだが成長するので、まさに「トレッキング適齢期」になります。
乳幼児期を脱した4歳から6歳までの子どもたちは、すでに歩くことが日常的に身についているはずです。
運動能力も月日を追って、グングンと伸びていく時期ですし、自我にも目覚めて体験したことを子どもなりに学び取り、自分のものにしていきます。
そして足取りもしっかりしてくるので、ヒヤッとすることが少なくなります。
2.3歳児でも身体能力の高い子はいますが、山に登ることを自覚し、山と向き合えるようになりるのは4歳以降でしょう。
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キャンプ編
大人や年上の子たちと同じことをやりたい気持ちが高まりますので、手伝いを積極的にやってくれる時期です。
「ちょっと頑張ればできそう」なことをお願いしてみると、それができたときの達成感でさらにがんばってくれます。
自分の手伝ったことでほめられたり、認められたりすることで、周囲との信頼関係も育っていきます。
キャンプでの時間の使い方にぴったりなのが、ネイチャーゲーム。
アメリカ生まれの自然体験活動のことで特別な知識がなくても誰でも楽しめます。
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ここでは4歳からできるネイチャーゲームをご紹介します。
ミクロハイク
・用意するもの・・・虫めがね
身近な場所で探検家気分が味わえるこのゲームは、もった瞬間から虫めがねが魔法の道具に大変身!
好きな場所で植物や昆虫の目線になってじっくり観察してみましょう。
自然の世界に想像を膨らまし、完成を研ぎ澄ますことができます。
森の色合わせ
・用意するもの・・・折り紙や色鉛筆(色数がおおいもの、緑や茶色でも複数色あるものだと楽しい)
折り紙でなくても、色のついたものならハンカチでもなんでもOK。
お題を決めたら、自然のなかにあふれているさまざまな色から同じ色を探しに出かけてみましょう。
とにかく、自然のなかには色がたくさん存在していることに気づかされます。
森の福笑い
・用意するもの・・・白いシール・サインペン
丸いシールにサインペンでいろいろな目を書いて、葉っぱや木に貼るだけ。
喜怒哀楽の表情はもちろん、めがねをかけていたり、眠っていたり、お化粧をしていたり・・・・。
落ちている葉っぱで眉毛や鼻、口を加えれば、森のお友だちが誕生。
*ネイチャーゲームの種類はなんと160以上!「日本シェアリングネイチャー協会」」のホームページでは、さまざまな活動やイベント情報が紹介されています。
子どもの成長
2~3歳に続き、「表象的思考」をもって、イメージあそびを存分に楽しみます。
そうした「イメージ」はその子のいままでの体験をもとに作られていきます。そして、友だち同士でイメージの共通点を見つけることで遊びを展開していきます。
そこで得られた経験は仲間への信頼も育んでいきます。
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知っておくとハイキング&トレッキングがグンと楽しくなるポイントをご紹介♪子どもの年齢別に歩き方も。
子連れトレッキング&ハイキング ことはじめ5つのポイント
テーマパークなどは意図をもって作られている場所なので、基本的にあそび方が一定です。
自然のなかではイメージを膨らませて、自由にあそびを発見していけます。
表象的思考を多様に重ねられる体験が次のステップへの糧になります。
また、幼児は自分自身がさまざまなことを感じるのと同じように、どんぐりや石ころも感覚をもっていると考えます。
「小石さんは殴られたら痛いね」など心を寄せることができるのは、「自己中心性」とよばれる思考の働きです。
自分の立場と他人の立場を区別して考えていません。
非科学的なことをいうこともしばしばありますが、
そんな子どもの思考を大人も楽しみ、寄り添ってその世界を存分に楽しんでみて下さい。
安心して自分のイメージを親しい人と共有できることで、子どもはよりイメージを膨らませたり、それらを組み合わせて、関心を持つ世界をどんどん広げていきます。
それが豊な思考の発達を促します。
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