そうめんや 触れ遊び 静岡県
歌詞
そうめんや そうめんや おしたじ かけて
おからみ かけて おくのほうへ とんでいけ
*おしたじ・・・しょうゆ
*おからみ・・・・とうがらしなどの薬味
あそび方
そうめんやそうめんや・・・子どもと向き合い、片手をとってひじから手首にかけて指を這わせる(そうめん流しのような感じ)
おしたじかけて・・・手の甲を軽く叩く
おからみかけて・・・・手の甲を軽くつねる
おくのほうへとんでいけ・・・子どものわきの下、首あたりなどをくすぐる
あそびのポイント
「いっぽんばし」とは少し異なり、こちらは手の甲を刺激する遊びです。
手の平と手の甲との感触の違いや刺激の違いが分かって面白いと思います。
こちらも子どもにばかりしてあげるだけでなく、子どもにもやってもらい、違いを楽しんでみて下さい。
豆知識
「おしたじ」や「おからみ」といった、普段聞きなれない言葉が出てきますが、これは女房詞(にょうぼうことば)といって、室町時代初期、宮中に仕えていた女官たちの間で上品な言葉使いとして使われていた隠語です。
代表的なもので頭に「お」がつくもの。
今でも使われているものをあげると、腹を「お腹」かき餅を「おかき」など。
実は「おなら」も女房詞なんですって!
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