いちのめ 触れ遊び 和歌山県
歌詞
いちのめ にのめ さんのめ しりのめ
あそび方
いちのめ・・・・うなじのあたりを軽く押す
にのめ・・・・背中を軽く押す
さんのめ・・・・腰のあたりを軽く押す
しりのめ・・・お尻の穴を軽く押す
あそびのポイント
本来は子ども同士が戯れて相手の背中の上にのり、うなじのあたりから順に押さえて、最後の「四の目(しりのめ」」でお尻の穴にたどり着くような形で遊んでいました。
赤ちゃんにしてあげる場合はあまり力が強くならないように気を付けてあげて下さい。
また、うつ伏せになるので、食後すぐに遊ぶのは控えましょう。
豆知識
単純に「一、二、三、四」といって順番に触れていく遊びですが、なぜ“尻の目”なんだろう・・・とふと気になりました。
“尻目”という言葉は「顔は前を向いたまま、後方を見る」とか「その場の様子をみて、後は自分の行動を進めるさま」といった意味ですが、実は“尻目”と呼ばれる妖怪がいたそうです。
顔はのっぺらぼうでお尻に目があり、全裸になってお尻の目をカミナリのように光らせて脅かすそうです。
言葉や駄洒落から生まれてきた妖怪だと思われていた“尻目”ですが、江戸時代に与謝蕪村によって描かれた『蕪村妖怪絵巻』にはすでに紹介されていました。
ということは妖怪あってのこの意味・・・・・。
もしかしたらこの「しりのめ」も?と思ってしまうのは私だけでしょうか。
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