いちにさん (指あそび) 広島県
歌詞
いちにさん にのしのご
さんいちにの しのにのしのご
遊び方
歌に合わせてそれぞれの手のポーズをします。
いち・・・親指のみだす
に・・・親指と人差し指をだす
さん・・・親指と人差し指で丸を作る
し・・・親指のみ曲げて他の指をたてる
ご・・・パーにする
慣れたら両手でやったり、1テンポずつ片手ずつ交互にやったりしましょう。
例えば「いち」→右手で1のポーズ、「に」→左手で2のポーズ、「さん」→右手で3のポーズ。
遊びのポイント
外で遊ぶときなどは、地面に縦に5つマス(番号)をかき、歌に合わせて飛んでいきます。
両足、もしくは片足とびで飛んで遊びます。
わらべ歌にまつわる豆知識
指の出し方は現在とは少し異なります。
1は親指を立て、2は親指と人差し指を立てます。
3は中指、薬指、小指を立て、親指、人差し指指は指同士くっつけます。
4,5は現在と同じ形になります。この指の出し方は、16世紀後半に中国から長崎に入ってきた遊び、本挙(長崎拳、崎陽拳とも)の名残だとか。
本拳とは、2人が向かい合い、片手で0~5までも数を表現し、お互いに出した指の合計数を中国語で当てる遊びです。
大人の酒席などで遊ばれていました。
また、「にのしのご」を「しのにのご」と歌うところや、指ではなく石けりや片足飛びでもあそばれたりもします。
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