5月9日 花の伝説

花のひとりごと

5月9日の誕生花

やえざくら  Prunus 

花ことば・・・しとやか

バラ科 原産地:日本

 

京都御所のサトザクラ、平安神宮のベニシダレ、どちらもみごとな八重桜です。

上高地には、こんな伝説が残っています。

昔、若い狩人が、獲物のウサギを求めて、山奥深く迷い込んでしまいました。

必死で歩き回っていると、突然、蘭漫と咲いた桜が現れたのです。

木の下には美しい娘が立っていて、「帰る道を教えてあげます。その代わり願いを聞いて」とささやきました。

それは、甘美な響きでした。

女は帰る道を教えると、スーッと消えていきました。

「明日、必ず会いに来て」の言葉を残して。

若者は、夢うつつの有頂天。

だけども、ふっと我に返ると、恐怖にそっとしたのです。

約束は守りませんでした。

若者は村から消えました。

そして、数日後、散り行く桜の花びらに埋もれ、死んでいたということです。

 

花占い

ためらいがちに語るあなたは、淋しげな印象。

愛に臆病で何も知らないように見えるので、異性からは人気があります。

ただひとりの人を待っているのですね。

あなたのその忍耐強さが、幸福の扉をひらきます。

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◆5月10日 花の名前

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