ゆすってゆすって ゆすり遊び 高知県
歌詞
ゆすって ゆすって ゆすらんめ
えべっさん に なれよ
*ゆすらんめ・・・・ゆすら梅(バラ科の植物)*えべっさん・・・・えびすさん
あそび方
赤ちゃんを抱っこしたり、脇の下に抱えてやさしく左右に揺らす。
あそびのポイント
はじめは抱っこで、少し大きくなれば、脇の下を抱えて左右に揺らしてあげてもいいですね。
もともとの遊びは子どもを横にして背中に抱え、左右に動かしながら歌うといったものでした。
その他、シーツなどに寝かせて大人二人でゆらゆら揺らしてあげてもいいと思います。
豆知識
この歌には“ゆすらうめ”や“えびすさん”のような赤い顔になれよという願いが込められています。
“ゆすらうめ”は「枝を揺らして実を落とす。風で揺れやすい」といったところから名前の由来が来ています。
花は梅の花によく似ていますが、実はサクランボのように赤く、甘酸っぱい味がします。
“えびす顔”といわれるように頬をそめ、いつもニコニコ顔でいられるようにといった願いが“えべっさんになれよ”という言葉に含まれているのがよくわかります。
この“えびすさん”もともとは漁業の神様で、釣り竿に鯛を抱えた姿が有名ですね。
網を使って一気に魚をとるのではなく、先を見据えて釣り竿で少しずつ魚を釣る、その地道さが庶民に喜ばれ、今日では商売繁盛の神様として知られるようになったそうです。
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