季節の歌-こっとりかけたか

わらべうた

こっとりかけたか          季節の歌(夏)高知県

歌詞

こっとり かけたか こっこっこー

 

あそび方

ホトトギスの鳴き声を歌っただけのシンプルな歌です。

「こっとりかけたか」といいながら飛んでいき、「こっこっこ」で次の人に交代。

交代した子はまた「こっとりかけたか」と歌いながら飛んでいき、「こっこっこ」で別の人に交代します。

 

あそびのポイント

夏の到来を告げる鳥、“ホトトギス”。

その鳴き声は春の訪れを告げるウグイスとならんで人々に親しまれてきました。

とすると、春には「うぐいすないたか ホーホケキョ」という替え歌にして楽しみ、夏には「こっとりかけたか」を歌って楽しむのも一興ではないでしょうか。

また、地方によってホトトギスの鳴き声の聞こえ方がさまざまあるようです。

実際にホトトギスの鳴き声が聞こえたら、どんな風に聞こえたかみんなで話し合ってみるのもいいですね。

 

豆知識

「てっぺんかけたか」「ほうちょうかけたか」「とっきょきょかきょく」など、人によって、地方によって、いろいろな鳴き方に聞こえるホトトギスの声。

多くの和歌に詠まれ、三人の天下人(織田信長・豊臣秀吉・徳川家康)が読んだ川柳「鳴かぬなら ○○○○ ほととぎす」なども有名です。

また、“夜鳴く鳥“としても知られており、その年の初めに聞くホトトギスの鳴き声を忍音(しのびね)というそうです。

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