かくれかご (鬼決め)青森県
歌詞
かぐれかご とかごとになって かぐれろ
遊び方
一列、もしくは円になって並んでいる子どもたちを指差しながら歌います。
最後の「ろ」で当たった子が順に抜けていき、最後まで残った子が鬼です。
遊び方のポイント
方言が顕著に表れている歌なので、譜面どおりに歌う場合は必ず発音をはっきりとさせましょう。
歌詞を母音で発音すると分かりますが、一語一語違う母音が続くので、意識して口をよく動かすように心がけて下さい。
少しゆっくり歌う方がよいでしょう。
中に入って鬼決めする子が一人で歌えるように歌いこむことが大切です。
「かくれかご」、「かぐれろ」となっていますが、歌うのが難しいようであれば「かくれかご」「かくれろ」とうたってもよいでしょう。
わらべ歌にまつわる豆知識
「かくれかご」とは方言で「かくれんぼ」のことで、「かくれご」とも呼ばれたりしています。
「かくれんぼ」は中国から伝わったとされ、平安時代には、恋人たちが愛を確かめ合うために女性が山に入り、男性がそれを見つけ出すといった男女間での儀式だったようです。
それが子どもの遊びとして伝えられ、今でも日本の伝統的な遊びとして受けつがれています。
しかし、近年の日本では神隠しや誘拐、事故などを恐れ、日が暮れてからの「かくれんぼ」などを控えるようになっているようです。
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