4年生の長女にでた冬休みの宿題がありました。
その内容は
「自分の好きな動物を選んで、その動物について調べてくること」。
長女は「アザラシ」を選び、調べることにしていました。
この宿題が出されたのは冬休みに入るずっと前の10月頃だったでしょうか・・・・。
ずいぶん先だなぁ・・・でも早めにも調べることはできるんだな、と思ったことを覚えています。
長女は冬休みに入ってから、その宿題をやろうと思っていたようで、まったく手を付けていませんでした。
そして、冬休みに入り宿題を始めるのかと思ったら・・・・
なかなかやろうとしません・・・(´-∀-`;)
私もついつい「宿題は??図鑑で調べたら??」
と口うるさくなってしまいました💦
でも長女はどのように調べたらいいのか、どのようにまとめたらいいのか、さっぱりわからない様子。
アドバイスのつもりで、
「自分の知りたいこととか書いてみたら?
アザラシの住んでいるところとか、何を食べるとか・・・・」
といったりしましたが、それでも乗り気ではない様子。
まぁ、本人のやる気の問題かなぁ・・・・なんて私は匙を投げてしまいました(;^_^A、が、旦那は長女のために、実際に動物園へ一緒に行って、アザラシ観察をしてくれました。
そんな風にして長女のやる気を引き出してくれたおかげで、やる気になった長女。
図鑑に書かれていることや、実際に見て感じたことをレポートにしてまとめていました。
絵を描いたりして仕上げたアザラシのレポートは、長女の満足のいくものだったようで、次女にも
「ちょっと聞いて!!」
といって読み上げていました。
シュタイナー学校が長女にあってるなと思うことの一つに、宿題が少ないということがありました。
過剰な宿題がでないので、逆に、これだけ?と思ってしまう量ですが、長女が集中して学ぶにはちょうどよかったようです。
冬休み明け、その宿題を発表する授業がありました。
一人ひとりが発表する授業で、つい先日、長女の発表があったようです。
学校から帰ってくると、「今日発表したんだ」と教えてくれました。
自分の発表は緊張したようですが、ところどころ先生に面白いとほめられたので、楽しくできたようでした。
そして、他の子どもの発表も、あの子のはおもしろかった、わかりやすかった、と話していました。
公立のときも発表はやったけれど、グループでやったので同じ発表でもなんか違うなぁと、達成感が違うようで長女の中で、自分で発表する面白さを感じたようでした。
3年生から作文の授業が始まり、それは日記という形で4年生になっても続いていましたが、自分のまわりで起こったことを文章にすることの難しさを、長女の学びをみて改めて知りました。
日記で、自分の思いを文章にすること、それを発表という形にすること、自分のときには知らなかった授業の意味を親になってから、知ることができるなんて!!
シュタイナー学校での子どもの学びについては、教科書がないので、どの程度のことをやっているのかはざっくりとしかわかりません。
でも、時々子どもから聞く、授業の様子や、持ち帰ったノートを見せてもらうことで、こんな風に勉強するんだ、とか、こういうことにつながっているのか!!とか、授業の意味をシュタイナー学校だからこそ知ることができる気がしました。
発表では、調べ方が不十分だったり、説明の仕方がまとまっていないと、やり直すように言われることもあるようで、長女の意識も引き締まった様子。
こういった経験が、今必要とされているアクティブ・ラーニングにつながるのかな、と長女の話を聞いて思いました。
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