さんといちに (手合わせ)鳥取県
歌詞
せっせっせ さんといちに さんといちに
さんさん にとさんと いちにとさん
遊び方
「せっせっせ」で向かい合い、手をつないで上下に振ります。
さん・・・相手の両手の平をパンと合わせる
いち・・・自分の手を合わせる
に・・・自分のひざを叩く
遊びのポイント
遊びに慣れたら動作をいろいろと変化させてみて下さい。
例えば、「さん」のときは頭を触る、「に」は肩、「いち」は頬など。
あそべば遊ぶほど楽しくなっていく歌でもあり、二人以上で遊ぶときはわざと違う動作でかく乱させるのも面白いです。
わらべ歌にまつわる豆知識
手を合わせるという行為は合掌をあらわしますが、合掌には“人と仲良くする心”と“神仏に感謝する心”といった意味が含まれています。
2人組、あるいは数人で円になって遊ぶこのお手合わせは、相手と呼吸を合わせ、お互いを信じあう心がないとうまく合わせることができません。
子どもの頃は、そんなに感じませんでしたが、大人になって誰かと手合わせ遊びをしたとき、手を合わせるタイミングがずれることがありますが、それはやはり相手を純粋に信じていない大人の自分、そして相手がお互いに気を使ったりするせいなのでしょうね。
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