季節の歌ーあぶくたった
公開日:
:
最終更新日:2019/12/10
わらべうた
あぶくたった 季節の歌(冬)福井県
歌詞
あぶく たった にえたった
にえたか どう だか たべてみよ
むしゃ むしゃ むしゃ
まだにえない(もうにえた)
あそび方
最初にあずきになる子(鬼)を決めます(1人でなく2,3人でも)。
鬼は座って、残りの子どもたちは鬼のまわりで手をつないで、円を作ります。
➀歌いながら右回りにまわります。
②「むしゃむしゃむしゃ」で中の鬼(あずき)を食べる真似をします。
「まだにえない」ようなら➀から繰り返します。
③「もうにえた」らまわりの子どもたちはその場に座り
「戸棚に入れて 鍵かけて お風呂に入って ご飯を食べて お布団敷いて さあ寝ましょ」とセリフを言います。(このセリフは諸説ありますが、知っているセリフで楽しんでください)
④鬼が立って、まわりで座っている子どもあっちに向かって
「トントントン」といいます。
まわりの子どもたちは
「何の音?」と聞きます。
鬼は
「○○の音」(いろいろな音を見つけてみて下さい)と答えます。
あそびのポイント
鬼ごっこができない月齢であれば、両手で鍋を作り、その中に小豆の代わりになるもの(例えばどんぐりやおはじきなど)をいれて煮込む真似をしてもいいですね。
また、大人が鍋を作り、子どもの目の前でお豆を煮こんで、味を見てもらう(真似をする)のも楽しいです。その際、誤飲などに注意してください。
豆知識
現在では鬼ごっことして親しまれている「あぶくたった」。
本来の「あぶくたった」は1月15日の小正月に“小豆がゆ(15日がゆ=無病息災を願う)”の煮え加減を見るときに歌ったものでした。
小豆には、その色から呪力があると信じられ、めでたい日や厄払いのときの食べ物とされてきました。
小正月に小豆粥を食べる習慣は、平安時代から続いており、江戸時代には月初めや季節の変わり目、引っ越しなどの生活の節目にも厄除けとして食べられていました。
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