三月三日のもちつきで <年長・小学生向き>
歌詞
三月三日のもちつきで トンテントン トンテントン
トンテントンテン トンテントン
ウンこねて ウンこねて ウンこね ウンこね ウンこねて
トーン トーン トンテントン
トンテン トンテン トンテントン
あそび方
1.二人組になって遊びます。
左手は胸の前で臼のつもりで構え、右手は上からきねのつもりで大きく拍打ちをします。(二人とも)
♪三月三日のもちつきで
2.トンで自分の手 テンで相手の手を打つ
♪ トン テン トン
↓ ↓ ↓
自分の手を打つ 相手Bの臼を打つ 自分の手を打つ
3.♪トン テン トン テン トン テン トン
↓ ↓ ↓
自分 相手 自分 (以下同じ)
4.♪ウン こね て
↓ ↓ ↓
自分の手を打つ Bの臼の上で右手でこねる 自分の手
5.♪ウン こね ウン こね ウン こねて (同じ)
6.♪トーン トーン トン テン トン
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
Bの手の下でAが両手打ち Bの臼の上で打つ Bの右手の上で打つ
7. ♪トン テン トン テン トン テン トン
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
上で打つ 中で 下で 中で 上で 中で 下で
展開例 1
全員きねになり、手を上下に開き、拍打ちしながら、言葉を聞きます。
指導者は歌いながらきねの間をあいどりのリズムをうちながら回ります。
(あいどりが入ってもきねの拍打ちは乱れないようにさせます)
展開例 2
きね組、あいどり組と二列に向き合い、もちつきをします。
その反対も行います。
展開例 3
4人組で役交代してもちつきをします。
展開例 4
6人組、おうぎ型もちつきをします。
三月三日のもちつきで ・・・・・全員
トンテントン ・・・・・・・・6と1
トンテントン ・・・・・・・・6と2
トンテン ・・・・・・・・・・6と3
トンテン ・・・・・・・・・・6と4
トンテントン ・・・・・・・・6と5
ウン こねて ・・・・・・・・・6と1
ウン こねて ・・・・・・・・6と2
ウンこねウンこねウンこねて ・・6と3
トーン トーントンテントン ・・6と4
トンテントンテントンテントン ・6と5
展開例 5
一人もちつき
両手の親指、人差し指を向き合わせ上下に開きます。
左手きねで拍打ちし、右手あいどり(リズム打ち)で一人もちつきをします。
遊びのポイント
餅つきのようすが動作化され、民謡踊りの要素も加わった、わらべうたには珍しいタイプの遊びです。
一人はつき役(キネ)一人は相取り役(ウス)になり、歌に合わせて、ポーン、ポーンと威勢よく動作する快感があります。
キネ役もウス役もしっかりと腰を入れ、両手を力強くふんばって、一つひとつの動作に身を入れることが大切です。
一連の動作が終わったら、かならず役を交代しましょう。
受ける側とつく側の感じをはっきりと感じ取ることがこの遊びのポイントです。
2人組で動作することが基本形ですが、時々、相手を変えて遊ぶのもよいでしょう。
相手によって迫力があったり、テンポが速かったり、逆にゆっくりだったり、一人ひとりの反応によって、自分もそれに対応できる経験になります。
展開例4の1人対5人のグループ遊びを、ワンランクアップさせた遊びをご紹介しましょう。
今度はキネ役を中心に遊んでいきます。
キネ役は、扇の要のところに位置します。
遊び方は次の通り。
「三月三日のもちつきで」まではそのままの位置で動作します。
「トンテントン」の「テン」はグループの一番目のウス役にタッチします。
「トンテントン、トンテントン、トンテントンテントンテントン」の「テン」の部分を順にタッチしていきます。
「トーントーン」で1番の人の前で動作。
次の「トン、テン、トン」は1番、2番、3番へ。
「トン、テン、トン、テン、トン、テン、トン」で4番、5番、1番、2番、3番、4番、5番で終了です。
動きが複雑なので、ゆっくり練習しましょう。
完成したら、とても迫力のある動きになります。
リーダー役は次々交代し、位置も素早くずれましょう。
次は遊びの雰囲気を変えて、自分の手の人差し指と親指を使って小さな餅つきにして遊びましょう。右手指がキネ、左がウス役で目の前で動作します。
こうすると、自然に歌声も小さくなり、表情の変化をつける大切な場になります。
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