気がつけば、2学期も半分が過ぎていました。
年少の息子は1学期の間、というよりは入園したばかりのときは先生に抱っこで部屋に連れて行ってもらっていました。
これは母親と離れたくないという意思の表れであり、どんな子どもでも通る道だとは思いますが・・・・。
でも子どもに泣かれると、親としてはつらいものがありますよね。
それが今ではもうすっかり慣れて「行ってきます!」と元気いっぱい扉を開けて、そしてピシャン!と閉めて入室するようになりました。
それだけ、幼稚園の場所に慣れたのでしょう。
私も安心して見送ることができるので、心軽やかです♪
そして遊びの様子も変わってきたようです。
1学期は全然しゃべらずに、黙々と先生のそばでひとり遊びをしていた息子が、2学期になってからよくしゃべるようになり、他の子どもと遊ぶようになりました。(年少くらいの年齢では、他者と関わって遊ぶというよりは、まだ一人遊びが中心です。)
他のお母さんからは「初めて声聞いた!」なんてことも言われるくらい(笑)
子どもの成長ってあっという間だなぁと感じますね。
長女や次女が幼かったころは2歳差ということもあって、毎日があわただしく、「いつまで続くんだろう・・・・」と思うほど、子育てに疲れていました。
朝から掃除に洗濯、ご飯作り。
ご飯を食べさせ、子どもと遊んでは支援センターなどに行き、帰ってからまたご飯。
お昼寝といっても二人一緒に寝なかったり・・・・。
夕方は散歩に行くなど、当たり前だけど、とにかく子どものことしかできない日々。
社会から孤立しているような不安に駆られていました。
旦那も協力的ではありましたが、鬱になったりして、やや不安定な感じ。
大人げないことで子どもに感情的になってしまう自分や旦那に嫌気がさすことも度々ありました。
それが3人目にもなると旦那も私も、子どもってそんなに構わなくても育っていくんだなぁと思えるようになりました。
でもこれはきっと親である私たちに心の余裕ができたからだと思います。
はじめての子育ては、悩みが尽きませんでした。
どうしたら寝てくれるの?
なぜ食べてくれないの?
トイレトレーニングってうまくいかない
おやつばかりほしがる
他の子どもと遊ばないのはなぜ?・・・・・
そんなことばかり考えて悩んで。
ママ友とそんなことを話し合ったりもしたけれど、なかなか自分と気の合う友人は見つかりませんでした。
ママ友って難しいなぁと思いましたね。
学校で作る友だちとはちょっと違いますよね。
子ども同士気が合うのかとか、しつけについての認識が同じなのかとか・・・。
教育についての考え方もそう。
だから通う幼稚園によって、お母さんたちの雰囲気が全然違うんですよね。
長女次女の通わせた幼稚園は、スポーツに力を入れている幼稚園で、「親子でがんばろう!!」みたいな感じでした。
それはそれでとっても親子の絆も深まってよかったです。
それでも、自分としてはやはりシュタイナー教育に触れさせたいという思いがあったので、末っ子長男は思い切ってシュタイナー幼稚園に通わせることにしました。
(住んでいた地域にはシュタイナー幼稚園がなかったので、通わせるために県外に引っ越しをしました)
そこで出会ったお母さんたちは、やはり自分と同じような考え方を持っているので、話しが弾むのです。
子どもが生まれてから、狭くなっていた世界が、突然扉が開いたかのように私の世界が広がりました。
これはとても大切なことだったと今は思います。
親の心の持ちようで、子どもへの接し方や自分のあり方が全然変わってくるのですから。
親として、一人の人として、新たな人生の始まり・・・・そんな気持ちになりました。
姉たちの幼稚園は縄跳び大会、フラフープ大会、水泳大会、運動会・・・とやることが目白押しだったことを思うと、感慨深いものがあります。
いろいろと忙しく、大変ではありましたが、子どもと一緒に過ごした時間はとても貴重で、今でも大切な思い出です。
シュタイナー幼稚園では行事にふり回されることがなく、自分的にはとても落ち着ける幼稚園。
なぜ幼稚園に運動会が必要ないのか、発表会がないのか。逆になぜ必要なのかを考えるとおもしろいです。
目に見える子どもの成長。それだけでなく、目に見えないけれど、伝わる心の成長。
1人目、2人目、3人目。のんびり子育て楽しんでます。
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