うめぼしゅたべても 季節の歌(夏)山口県
歌詞
うめぼしゅたべても さねかむな
なかに てんじん ねてござる
*さね・・・梅干しの種
*てんじん・・・ここでは梅干しの種の中の胚芽のこと
あそび方
お手玉や小さな赤いボールなどを梅干しに見立て、それを手の中でコロコロと転がしましょう。
「ねてござる」のあとにパクッと食べる真似、もしくは円になり数人でお手玉をまわしながら「ねてござる」でとまった人がパクッ。
梅干を食べたら・・・・「あ~すっぱい!!」
あそび方のポイント
赤い布などに何か大切なものなどを包んで回すあそびにしてもいいですね。梅干しの種の中には天神様がねているので丁寧に大切に回しましょう。
豆知識
成熟前の青梅の種の中(胚芽=天神さん)には毒があり、危険だということを子どもにやさしく伝えるために、もともとこの歌は歌われていました。
”天神さん”を子どものころ食べていたという方は意外に多くいらっしゃるのですが、梅干しや梅酒にすれば毒性はなくなるそうなのでご安心を。
”天神さん”と呼ぶのは「さね」と「菅原道真」をかけており、また菅原道真も梅干しがとても好きだったことに由来するそうです。
そういった考えから「”天神さま”がいらっしゃる梅干しの種子を粗末にしてはいけない」ということで、「菅原道真」が祀られる神社などでは”梅塚”と呼ばれる「梅の種の収め所」もあるそうです。
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