わらべうた 輪あそびーなみなみわんわちゃくり

わらべうた

なみなみわんわちゃくり (輪遊び) 沖縄県

歌詞

なみなみ わんわちゃくり

ゆちぬさ ちぬはな もも

 

遊び方

円になり手をつないで4拍ずつ前と後ろへと移動します。

つないだ手は前へいくときは上へ上げ、後ろに下がるときは手を下げます。

波のイメージです。

 

なみなみわんわちゃくり・・・波よ波よ我をくすぐれ

ゆちぬさちぬ はなもも・・・ユーチの崎の鼻が(波い削られて)低くなっているよ

「ユーチの崎」はどこか判然としていません。もとは打ち寄せる波と戯れる歌です。

 

遊びのポイント

花いちもんめの遊び方でも遊べます。

2つのグループに分かれ、代表がじゃんけんして買った方から歌いながら4歩前へ出ます。

続いて負けたチームが4歩前へ。勝ったチームはそれに合わせて後ろへ下がります。

「はなもも」の後、端から一人ずつ代表で出てじゃんけん。

負けた子は勝った子のチームに入ります。

 

わらべ歌にまつわる豆知識

ユーチの崎(ユーチヌサチ)とは「雪の崎」だという説があります。

この「雪の崎」というのは「ユーチヌサチ」の当て字で、本当は「斧(ユーチ)の先」と表されるべきだったとか。

なぜなら、雪の崎一帯は戦前、海に突き出た断崖が“那覇の名匠”と呼ばれるほどで、ゴツゴツした岩の数々がまるで斧の刃先を表しているかのようだったといいます。

過去、絶景だったといわれるこのユーチの崎・・・・現在では埋め立てられ、防波堤に囲まれた平地になっているそうです。

 

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