【小学生のわらべうたあそび】かごめといもむし
公開日:
:
最終更新日:2022/04/04
わらべうた
かごめといもむし <年長・小学生向き>
あそび方
1.「かごめグループ」
連手して拍に合わせて左へ進行する。
2.「いもむしグループ」
「いも」で右足右へ。「むし」で左足を寄せる。(くり返す)
3.かごめの歌の最後に、いもむしグループは「こ」で後ろ向きになる。
4.まっすぐ二人対面できたら、内と外は交代する。
(内・外交代をスムーズにして2回目の歌いはじめが遅れないように注意する。歌が途切れないように)
遊びのポイント
「かごめ」も「いもむしごろごろ」も子どもたちはよく知っている遊びです。
ここでは、多面的な音楽活動として、歌合せ(クオドリベ)を取り入れたあそびを紹介します。
二つの違った歌を同時にあそびながら合唱する手法は、この組み合わせのように、二つの歌がそれぞれやさしくて、あそび方も簡単で、しかも動きは対照的であるという条件が大切です。
二つの歌であればなんでもよいということにはなりません。
動きについてもっと吟味してみると、「かごめ」の方は円進行で、歌は静かな雰囲気を持っていて、横に流れる脈動をもっています。
一方、「いもむし」は一歩一歩踏みだすように歩行し、歯切れよく歌い、縦に落ちる脈動をもっています。
対照的な二つのテンポが同時進行したときに、お互いを明確に感じとることができます。
指導の最大のポイントは、二つのうたの共通した拍動をはっきりと示し、バラバラにならないように合唱していくことにあります。
この活動は、幼児なら年長、小学校では4年生くらいまでと幅広く実践できる教材です。
スポンサーリンク
関連記事
-
-
わらべうた-かごかごじゅうろくもん
かごかごじゅうろくもん (ゆすり遊び)京都府 歌詞 かごかごじゅうろくもん えどからきょうまで
-
-
乳幼児向け ふれあい遊びわらべうた
わらべうた遊びの中で、乳幼児とできる最も基本的な遊びがふれあい遊びです。 一緒に遊ぶ、というよ
-
-
まりつき歌-てぃーたーみゆ
てぃーたーみゆ (まりつき) 沖縄県 歌詞 てぃーたーみゆ いちむ ななや くじいっくゎん
-
-
手遊び歌・おまじない-あいにさらさら
あいにさらさら おまじない歌 青森県 歌詞 あいに さらさら こがねに さらさら いだい ところ
-
-
わらべうた-いっぴきちゅー
いっぴきちゅー(数遊び)長野県 歌詞 いっぴきちゅー もとのかえって いっぴきちゅー にひ
-
-
わらべうた-せっくんぼ
せっくんぼ(押し合い遊び)鹿児島県 歌詞 せっくんぼせっくんぼ なかんやつぁせだせ せっく
-
-
季節の歌ーたこたこあがれ
たこたこあがれ 季節の歌(冬)東京都 歌詞 たこたこ あがれ てん まで あがれ &n
-
-
遊ばせ遊び歌-おすわりやす
おすわりやす ひざのせ遊び 京都府 歌詞 おすわりやす いすどっせ
-
-
わらべうた【いろいろな遊び方】
わらべうたには、歌に伴ったいろいろな遊び方(動き)があります。 一人で遊べるものから数人で遊べ
-
-
季節の歌-ごがつのしょうぶ
ごがつのしょうぶ 季節の歌(春)青森県 歌詞 ごがつのしょうぶ あだてもと
- PREV
- 気になる子どもへの対応 効果的なわらべうたあそび
- NEXT
- 【小学生わらべうたあそび】トントントン