かごめといもむし <年長・小学生向き>
あそび方
1.「かごめグループ」
連手して拍に合わせて左へ進行する。
2.「いもむしグループ」
「いも」で右足右へ。「むし」で左足を寄せる。(くり返す)
3.かごめの歌の最後に、いもむしグループは「こ」で後ろ向きになる。
4.まっすぐ二人対面できたら、内と外は交代する。
(内・外交代をスムーズにして2回目の歌いはじめが遅れないように注意する。歌が途切れないように)
遊びのポイント
「かごめ」も「いもむしごろごろ」も子どもたちはよく知っている遊びです。
ここでは、多面的な音楽活動として、歌合せ(クオドリベ)を取り入れたあそびを紹介します。
二つの違った歌を同時にあそびながら合唱する手法は、この組み合わせのように、二つの歌がそれぞれやさしくて、あそび方も簡単で、しかも動きは対照的であるという条件が大切です。
二つの歌であればなんでもよいということにはなりません。
動きについてもっと吟味してみると、「かごめ」の方は円進行で、歌は静かな雰囲気を持っていて、横に流れる脈動をもっています。
一方、「いもむし」は一歩一歩踏みだすように歩行し、歯切れよく歌い、縦に落ちる脈動をもっています。
対照的な二つのテンポが同時進行したときに、お互いを明確に感じとることができます。
指導の最大のポイントは、二つのうたの共通した拍動をはっきりと示し、バラバラにならないように合唱していくことにあります。
この活動は、幼児なら年長、小学校では4年生くらいまでと幅広く実践できる教材です。
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