らかんさん(物まね遊び)静岡県
歌詞
らかんさんが そろったら まわそじゃないか
よいやさのよいやさ よいやさのよいやさ
遊び方
円になって歌いながら隣の人の真似を一動作遅れてしていきます。
だんだん歌を速めていきましょう。
動作は「よいやさ」でまわします。
その他は手拍子(タンウンタンウンのリズム)です。
遊びのポイント
もともと大人の酒席から生まれたと思われる遊びです。
あそび方として、腕や片足を組んでまわるやり方もありますが、難しいようであれば物まねをまわすだけでも楽しめます。
また、片足を組まなくても腕を組んで片足立ちし、ケンケンの状態で遊ぶこともできます。
わらべ歌にまつわる豆知識
「羅漢さん」とはお釈迦様のお弟子さんのこと。
「阿羅漢」ともいい、尊敬を受けるにふさわしい聖者のことをいいます。
また、仏勅を受け、衆生済度の役割をもった人のことを十六羅漢と呼び、お釈迦様の没後、経典をまとめた500人の仏弟子は五百羅漢と呼ばれました。
日本各地にある五百羅漢の像は一つ一つ様々な表情をしており、懐かしい人の面影に必ず会えるといわれています。
もともとこの「羅漢まわし」という遊びは江戸時代、大人の酒席で始まったと伝えられています。
物まね遊びを楽しむ歌ですが、現在では「羅漢さん」が「落下傘」に、さらには「ロケットがそろたら」となり、腕や片足を隣の人と組み、歌いながらまわる遊び方になっている地域もあります。
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