わらべうた 輪あそびーゆすらんかすらん

わらべうた

ゆすらんかすらん(輪遊び) 広島県

歌詞

ゆすらん かすらん たかいやまこえて

ひくいやまこえて あっぱっぱ

*もとは縄跳び歌

 

遊び方

手をつないで、歌いながら右へまわります。

「たかいやま」で両手を上げ、「ひくいやま」で両手を下げます。

「あっぱっ」で両手を離し「ぱ」でジャンプして円の外を向きます。(二回目は円の中をを向きます。)

延は内と外と2重円にしてそれぞれ逆方向へ回るようにしても面白いでしょう。

 

遊びのポイント

こちらも縄跳び歌がもとの歌です。

「ゆすらんかすらん」で横に揺らし、「たかいやま~」は強く、「ひくいやま~」は弱くまわします。

最後の「あっぱっぱ」で縄をまたいで止めます。

門くぐりなどの遊びをしても面白いと思います。

2人が両手をつないで高い門を作り、もう2人が両手をつないで低い門(腰の高さくらい)を作ります。

歌を歌いながら一人ずつ「たかいやま」のところで高いほうの門を、「ひくいやま」のところでひくいやまの方の門をくぐっていきます。

「あっぱっぱ」の最後の“ぱ”で門を閉め、つかまった人が門役と交代します。

 

 

わらべ歌にまつわる豆知識

ゆすらんは「揺する」かすらんは「擦る」でどちらも縄の扱いを表しているのではないかと思います。

日本で高い山といえばご存知、富士山ですが、低い山というのは定義づけが難しいようです。

大阪市にある標高4.53mの「天保山」が低い山としては有名なようですが、こちらは築山(人工の山)となり、江戸時代の天保年間に、航行する船の目印として造られたそうです。

しかし、何とこの「天保山」は世界一低い山としても条件付きにてギネスブックに登録されているんですよ。

 

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