【小学生わらべうたあそび】げろげろ合戦

げろげろ合戦 <年長・学童向き>

 

あそび方

1.門を一組作っておきます。

2.「げろげろ合戦~もんをしめた」まで、2人組になってその門をくぐる。

3.門の役目は「門をしめた」の「た」で門をおろす。

(通る子)なんもんで とおす

(門の子)さんもんで とおす

(通る子)もうちっと おまけ

(門の子)おまけは ならぬ

4.向き合った4人でじゃんけんする。

5.負けたら門になる。

6.勝った組からくぐりだしてつづける。

 

あそびのポイント

門くぐり遊びなので、隊列も動きもいたってかんたんです。

門の役の二人は、お互いの内側の手をつなぎ、高く上げ、みんなが行進してくる方向に向かって立ちます。

行進するみんなと対面するように位置し、歌の途中の「もんをしめた」の「た」で門の手を下ろし、進行中の二人組を止めます。

そこから、

「なんもんでとおす」(子ども)

「さんもんでとおす」(門)

「もうちっとおまけ」(こども)

「おまけはならぬ」(門)

とかけ合いが始まります。

最後は、門側とくぐる側がじゃんけんをします。

このときは、対面している子同士でじゃんけんをします。

つまり、じゃんけんは門の右側の子とくぐり側の左側の子、その反対側の子同士の二つに分かれて行います。

勝った子はくぐる側にまわり、負けた子は門になります。

したがって負けた子は、勝つまで門のままです。

たまたま、じゃんけんに弱い子がいて、いつまでも門をしていると、なぜかその子が負けるたびに歓声が上がり、だんだん声援が大きくなります。

負けた子がみんなに認められ主人公になる遊びはほかにはあまり見当たりません。

とにかく全体を通して明るくあそべてしまう歌です。

 

歌詞の成り立ちをみてみると、、これは関所という制度に対する民衆の批判が表れているのではないかと思われます。

「よいど」という言葉が出てきますが、これは、関所守りの役人のことであるといわれています。

早く関所を通りたい旅人が、関所の門番と交渉している様子が歌われて4、わらべうただからこそ、世相の反映が出ているのではないかと興味深いものがありますね。

 

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