家族がハイキングに行くと、半日~1日歩くのでそれなりに疲れます。
しかし、歩き終わったあとは、その疲労感さえも心地よく感じられる満足感を得られます。
「達成感」が何かわからない、小さな子どもでさえ、いい顔をしていることに気づくでしょう。
親も子もハイキングで身につく5つのこと
1.子どもと「向き合う」よりは「ともに歩く」ことができる
普段の生活の中では子どもといっしょの時間があまりに長いと、
「できないこと」
が目立って見えてしまったり、ついつい口出しをしてしまいがち。
子どもに対する親の視線が集中してしまう状態です。
ハイキングでは、いっしょに目的地に向かって歩きます。
向かい合うのではなく、隣り合ってともに寄り添いながら歩きます。
これが心にも影響し、親自身の子どもへの集中した目線を、いい意味で外してくれます。
気づけはゆとりも生まれ、親としての「肩肘」を張らずにすむと、親も楽になりますよ。
2.自分で判断することがクセづけられる
安全なハイキングコースでも、根っこをまたいでいくか、避けて通るかなど、歩き方はいろいろ。
そんなときに、
どんなところを通れば自分が歩きやすいか、
あるいは楽しそうか(あえて急坂を選ぶ子は多い)
を判断しながら、進んでいきます。
足を置くパターンがいくつかある道にきたら、
「どっちから歩く?」
と子どもに判断をゆだねてみましょう。歩きにくいほうだとしても、できる範囲で体感させて、
「大変だった」
「ラクだった」
「おもしろかった」
など、その感想を聞きつつ進みます。
仮説を立てて、検証し、また次に生かすというプロセスも体感できます。
3.ちいさな「できた」の積み重ねが自身につながる
大人はひょいっと一足で登れる根っこでも、小さな子は両手両足を使って登ります。
ちょっとした下りも、お尻をついて慎重に下っていきます。
そんな風に全身を駆使し、道を登り下りしていると、
少しづつ小さな「できた」が蓄積されていきます。
大人にとっては当たり前のことでも、
「できたね」
と認めてあげることでより自信がつき、
もっと歩きたい、やってみたいと積極的になっていきます。
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4.どんな子どもにも「がんばって歩いたね!」と言える
ハイキングでは、歩き方の評価があるわけではありません。
年齢や経験に応じて、レベルはありますが、競技のような「上手さ」の絶対評価はないのです。
最後までコースを歩ききった子はもちろん、
コースを途中で下りても、歩いたことは「がんばったね!」と心からほめてあげられます。
これをどんな子どもにも平等に言えるのが、子どもといっしょのハイキングのいいところです。
5.変化を自分で見つけることが知的好奇心のタネに
自然は変化に富んでおり、たくさんの発見を待っています。
「この中に5つある間違いを探してください」というゲームではなく、
自ら変化を発見していくことを学べるのが自然の中です。
同じハイキングコースを数回歩けば、季節での変化を目の当たりにするでしょう。
「今日の緑色は、この間の緑色とちょっと違うね」
「前はここにつららがあったね」
など、自ら違いを発見する子どもたち。
それが「なぜ、変わるんだろう?なぜ?、違うんだろう?」
という不思議さを感じる心になり、知的好奇心のタネになっていくのです。
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