掛け算で思い出すのは、長女の2年生だったころの勉強。
あの頃は公立の小学校へ通っていた時で、掛け算九九を覚えるのに苦労していた長女。2学期になり冬休みが迫るころでした・・・・。
二年生のさんすう
算数セットの中に入っている掛け算のカード。(表が1×1 2×2・・・と書いてあり、裏に答えの1 4・・・と書いてあるもの。)
このカードを見ながら、親はタイムを計ります。
15秒以内に一の段、二の段とそれぞれの段をいえるようにするそうです・・・(-_-;)
毎日の宿題ですね。
掛け算は暗記なので、がんばって覚えるしかないよねぇ・・・とのんきに構えていましたが、ある時長女が学校から帰ってくると、
「掛け算全部覚えて合格しないと、冬休みないって!!」
と長女がおろおろしながら帰ってきました。Σ(・ω・ノ)ノ!
これは大変!!(◎_◎;)と思ってこちらもスパルタ入りながら教えました・・・。
でも学校でできないものをどうやって私が教えることができるの!!???と思いながらもあれこれ考えました。
かけざんの覚え方
そうして長女にやらせたのは「掛け算歌」。
進研ゼミでもCDがあるようですが、掛け算をリズムにのせて歌うもの。
この歌を毎朝、聞くことで長女はリズムに乗って九九をすべて言えるようになりました。
自分のことのようにほっとしましたね・・・。(;^ω^)
こうなると、クラスでまだ言えていないのは誰?とか周りが気になりだします。。。
後で知りましたが、このリズムにのって覚えるのは歌を覚えるのと同じで暗記するにはいいそうです。
この年齢の子どもはまだ、掛け算の仕組みまで理解しきれていないので(理解している子ももちろんいますが)とにかく、体に覚えこませる。
そのあとの学びで、割り算とともに掛け算の意味をだんだんと理解していくようです。
シュタイナーのかけ算
そして次女も2年生になり、シュタイナー学園で掛け算をやるようになりました。
ここでもやはり、リズムに合わせて九九をやっていました。
ノートに一の段、二の段、三の段・・・と全て書いて、九の段まで書き上げてくると、ノートを持ち帰り
「ママ見て!!かけざんが全部終わったよ~✨」
と嬉しそうに見せてくれました。
次女は一学期でほぼ九九を覚えてきました。
次女のノートを見て思ったのは「すごくきれいだなぁ」ということ。
かけ算を図で表したとき、様々な形が現れ、それが星の形であったり直線であったりするのです。
私は初めて数字の美しさというものを知りました。
私自身、子どものころから算数が苦手でいつも授業をいやいや受けていましたが、娘のノートを見て、私もこういった学びがしたかったなぁとしみじみ思いました。
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