今年は2年生ということもあり、去年と比べると成長した姿の次女がみられたマルティン祭でした。
一年に一度なので、どんなことやったっけ??
と思いながら、今年も姉弟連れて参加してきました。
学校から帰ると、夕方の再登校のために、黒っぽい服装にお着替えをする次女。
暗闇を体感するために(?)教員も大人も黒っぽい服装になります。
夕方、日が沈み始めるころに、学校へ集まるのは子どもにとってワクワクする出来事なのでしょうね。
やたらと子どもたちのテンションが高かった・・・(^-^;
17時。
子どもたちは先生に連れられて、自分たちの教室へ行きます。
そこでマルティン祭に向けて自分たちで作ってきた、ランタンを渡されます。
保護者はホールに集まり、子どもたちが来るのを静かにじっと待ちます。
日が暮れて、闇に包まれていく部屋の中ではライアーが鳴り響き、子どもたちはランタンを片手に部屋へ入ってきます。
何かをくちずさみながら・・・。
2年生、1年生と輪になって座ると、先生のお話が始まります。
そして、一人ひとりのランタンに灯がともされて・・・・・部屋の中はたくさんのろうそくの光が揺れて、なんとも幻想的な空気に。
町の明るさに慣れているので、ろうそくの灯りは頼りない気もしますが、思った以上に明るくて、不思議と優しい気持ちにさせてくれます。
ろうそくなんて、花火で使うくらい・・・だった私ですが( ̄▽ ̄;)、ろうそくの灯りにこんなに癒し効果があるとは知りませんでした。
子どもたちは、一度校庭にでて、ランタンに火を灯したまま歩いて回ります。
これも個々のランタンの灯りが違っているので、ディズニー映画のラプンツェルを思わせるような情景でした。(こんな表現しか出てこなーい・・((´-∀-`;)
その後、各教室へ戻り、ランタンを消します。
2年生になったので(?)子どもたちは歌いながら、マルティンのお話を、ちょっとした劇のようにやって見せてくれました。
次女は
「わたし、神様やるんだ!」
なんて言っていましたが、このことだったのか!!!とその時になって、私はようやく気がつきました(;^_^A
そして、マルティンが身につけていたマントを男に分け与えるように、子どもたちから親姉弟へ、パンを分け与えてもらいます。
パンがみんなの手元に行き渡ると、そのパンをありがたくみんなで食べました。
「少しのものを大事に食べる」
こういった体験て、日頃あまりできないなぁとしみじみ。
食べもののあふれる日本では、お腹いっぱいで苦しいくらいに食べてしまう人や、残すことに慣れてしまって平気で食べ物を残す人がたくさんいます。
そんな中で、こういった体験は必要だなと思います。
末の子は日ごろは大食いなのですが、このときはパンを大事そうに少しずつ食べているのが印象的でした。
それから、先生のお話があって帰路につきました。
一時間くらいの行事ですが、帰るころは外は真っ暗。
厳かな雰囲気だったのに、帰りに思わずスーパーへ立ち寄ったら、、失敗した・・・・・Orz と思いました。
それは
煌々と太陽のように明るい店内、大きな音の案内放送やBGM・・・一気に現実に引き戻された感じでしたね(´-∀-`;)
あの静かで、暗闇を楽しいむかのような雰囲気をもっと大事にすればよかったなと思いました。
この行事は1,2年生だけが行われるものなので、来年は残念ながら体験することができません。
私が見ることができるのは、あと末息子が小学校へ上がったときなんだなぁと思うと、私の中でも大切にしたい行事の一つになりました。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
コメント