わらべうた 鬼遊び-やまとのやまとの

わらべうた

やまとのやまとの(つかまえ鬼)大阪府

歌詞

やまとの やまとの げんくろはん おあすび

 

遊び方

円になって、真ん中に鬼(源九郎)です。

全員:やまとのやまとのげんくろはん、おあすび(歌部分)

円のみんなが中央に近づきながら「おあすび」で止まる

 

鬼:「いま寝てます」・・・寝ているポーズ

全員:「そうだっか」・・・の後に後ろに下がり、もとの円に戻る

全員:やまとのやまとのげんくろはん、おあすび

鬼:「いまお布団あげてます」・・・布団をあげるポーズ

全員:「そうだっか」

全員:やまとのやまとのげんくろはん、あおすび

鬼:「いま顔洗ってます」

全員:「そうだっか」

全員:やまとのやまとのげんくろはん、おあすび

鬼:「いまお茶碗出してます」・・・お茶碗を出すポーズ

全員:「そうだっか」

全員:やまとのやまとのげんくろはん、おあすび

鬼:「いまご飯食べてます」・・・ご飯を食べるポーズ

全員:「そうだっか」

全員:「なんのおかずで?」・・・下がらずその場で聞く

鬼:「蛇のおかずで」

全員:「生きてんの?死んでんの?」

鬼:「生きてんの!」→鬼ごっこ

鬼:「死んでんの」→再度問答

全員:「美味しいか?まずいか?」

鬼:「まずい!」→鬼ごっこ

鬼:「美味しい」→全員「ちょうだいちょうだい!」のポーズ、役交代

 

遊びのポイント

遊びに慣れてきたら、朝行うことをイメージしてもらって「歯磨きしてます」「お着替えしてます」などつけくわえてもよいでしょう。

子どもたちからも自然とセリフのアレンジが生まれてくるのがこの遊びの特徴です。

 

わらべ歌にまつわる豆知識

その昔、源義経が兄、頼朝から逃げる道中、白狐が義経の忠臣・佐藤忠信に化けて吉野山まで静御前を守り続けたという話があります。

狐が本当に守りたかったのは、静御前ではなく、静御前が義経からもらった白狐の両親の皮で作った鼓だったようですが、白狐の忠義に感服した義経は、自分の名前を与え、「源九郎」と名乗ることを許しました。

その伝説が奈良県大和郡山市になる源九郎稲荷神社に由来し、今でも「大和の源九郎さん」と人々に親しまれています。

 

 

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