わらべうた-ひとりでさびし
ひとりでさびし(お手玉)宮城県
歌詞
ひとりでさびし ふたりでまいりましょう
みわたすかぎり よめなにたんぼ
いもうとのすきな むらさきすみれ
なのはなさいた やさしいちょうちょ
ここのつこめや とおまでまねく
遊び方
歌に合わせてお手玉を放ります。
ターン ターン タン タン タン ウン のリズムです。
遊びのポイント
まず、上にあげすぎないように注意してあげてください。
歌と上手に合わせながら投げられているか、よく落とす子はいないか、高くあげすぎていないかなど、子どもたちをよく観察しながら遊んでみましょう。
お手玉を持つと嬉しくなって、何も言わないうちから上に投げたりしてしまう子が出てきます。
お手玉を渡す前に「歌が始まるまでは両手でぎゅっと(包んで、もしくは隠して)持っていようね」など、まず約束させてから渡すようにしてみましょう。
大人数でやるとお手玉の音の結構な大きさになります。
一人一人が持つと収拾がつかなくなることもあるので、最初は2~3人に持たせて交互に使うようにしてもよいかもしれません。
お手玉を持っていない子は持っているつもりで一緒にしぐさで遊びましょう。
わらべ歌にまつわる豆知識
お手玉歌ですが、羽根突き歌にも使われます。
1から10までの数を語頭に揃えた語韻(語句の頭に同じ韻を繰り返すこと。単語の頭の母音、または子音を揃えることをいう)の歌になっています。
ヨーロッパや中国では古くから韻を踏んだ言葉や歌などがあったようですが、日本では韻を踏むという習慣はあまりありませんでした。
英語などではこの頭韻法はよく使われており、「ミッキー・マウス」はM、「ドナルド・ダック」はDの韻をそれぞれ踏んでいます。
最近では日本においても某演歌歌手の歌の中に韻を踏んだ曲があります。
このように、いろいろな頭韻を探してみると面白いですよ。
スポンサーリンク
関連記事
-
-
季節の歌ーうめぼしゅたべても
うめぼしゅたべても 季節の歌(夏)山口県 歌詞 うめぼしゅたべても さねかむ
-
-
指あそび歌-こどもとこどもと
こどもとこどもと (指あそび) 歌詞 こどもとこどもと けんかして くすりやさんが とめた
-
-
わらべうた【なわとびうた】
わらべうたを歌いながら、数人で跳ぶ、なわとび遊び。 昔から歌われている歌から、最近できた新しい
-
-
わらべうた 鬼遊び-たなばたさん
たなばたさん(手ぬぐい落とし)栃木県 歌詞 たなばた たなばたさん しずかにわたって こが
-
-
季節の歌ーしがこわたりこ
しがこわたりこ 季節の歌(冬)秋田県 歌詞 しがこわたりこ わ た り わたり わたり
-
-
わらべうた 鬼決め歌ーかくれかご
かくれかご (鬼決め)青森県 歌詞 かぐれかご とかごとになって かぐれろ 遊
-
-
まりつきうた-どんぐりころちゃん
どんぐりころちゃん (まりつきあそび) 徳島県 歌詞 どんぐりころちゃん
-
-
わらべうた 季節の歌ーせんまいづけ
せんまいづけ 季節の歌(冬)京都府 歌詞 せん まい づ け どぼ づけ  
-
-
わらべうた 鬼決め歌-じょうりぎ
じょうりぎ(鬼決め)青森県 歌詞 じょうりぎ じょうりぎ じょばんの ていしゅ おっこのみ
-
-
季節の歌ーあわんとりゃほー
あわんとりゃホー 季節の歌(冬)大分県 歌詞 あわんとりゃ ホー ひえんとりゃ ホー
- PREV
- わらべうた-いろはにこんぺいと
- NEXT
- 凧あげするにはこれ覚えよう?