9歳ってむずかしい!

子育て日記

長女が9歳の危機を迎える・・・・3年生になるとちらほら「子どもが変わった!」「大人になった」など耳にしていたので、私自身、わが娘はいつ目覚めるのだろうか・・・とドキドキしていた。3年生になっても、まだまだ「抱っこして!」と甘えてくるし、自分の思うようにいかないとわめきちらすし・・・(~_~;)3歳の末っ子相手に、本気でケンカしている姿は、同レベル??!と思うくらいで、何かと心配でした。
そんな娘の今年の抱負は「いい言葉を使うようにする」だそうだ。先生から聞かされたときは、「私が『いい言葉を使いなさい』と口うるさく言ってたからかなぁ」なんて思ったり。
小学校に上がるとたくさんの子どもたちがいて、当然、みんな家庭環境は違うので、言葉の使い方もそれぞれ。幼稚園時代はたどたどしく話していたのも、小学校に上がると一気に話すことばが変わっていった。
子どもとは不思議なもので、大人がいやがるようなことばを使いたがる(-_-;)。それは、大人の反応がおもしろいからかもしれない。
そのせいもあってか、昨年は『うんこドリル』なるものが、大ブレイク。。『うんこ漢字ドリル』は「うんこ」エッセンスを徹底的に盛り込んだ小学生向けの漢字ドリルなんです。小学生ぐらいの子どもってとにかく「うんこ」「おなら」「おしり」って言葉が大好きですよね…。作者のメッセージには・・・

「うんこ」という単語を大人は忌避しがちかもしれませんが、子どもにとっては気持ちが盛り上がる言葉であり、口にするだけで楽しくなる魔法のような言葉でもあるのです。
「勉強するのはつらいことじゃない。とっても楽しいことなんだ。」そんなふうに、勉強への意識が変わり、笑顔で机に向かう子どもたちが増えることを、心から願っています。
『うんこ漢字ドリル」』より引用

とあります。子どもにとって魔法の言葉というものは、きっといろいろあるんだろうな・・・とは思いますがね💦
それはさておき、そんな娘も「言葉使いをよくしたい」といいつつも、ついつい「バーカ、カーバ、あほまぬけー」などリズムをつけていったり、末っ子に「あんたの方がバカでしょ!」など言いたい放題。どこで覚えた?(-_-;)と聞くと「男子が言ってるもん」と、まぁ、、、いきなりは無理ですよね(;^_^A
でも自分の言ったことばが良くなかった自覚はあるのかな?時々「また言っちゃった・・・」なんてことも言っています。
そんな娘ですが、なにやら不思議なことを言い始めました。
「なんで、からだって動くんだろう?」「ほかの人は見えるけど、自分は鏡を見ないと自分の顔を見ることができないのはなんでだろう?」「こういったものは(棚やオイルをみて)どこからきたんだろう?」・・・・。
ふむふむ・・・なかなか興味深い疑問だな。。。と思ったが、そこで私はハッとした。
もしかして、これが9歳の危機というやつではなかろうか??自分と世界は一つだった時期から、世界の中にいる一人の自分という自覚。他者と自分との違いの気づき。
そして、娘の「世界の中で、私という人は一人しかいないんだね」という言葉をきいて、ちょっと感動してしまった・・・( ;∀;)そう!自分は一人しかいない、大切な存在ということ!自分があって、他人がいるということ。こうやって人は気づいていくんだーーーー!!!そう思った。(なんか精神世界の話っぽいけど)
そして、それを考えると、次女や末っ子は、きっとまだ自分という意識がないままで、感じるまま動き、守られた空間の中で生きているんだなぁとしみじみ思った。(((uдu*)ゥンゥン
子どもの成長は歯の生え変わりなど、目に見えるものから、だんだん目に見えない精神的なものの成長へと変わっていく。目に見えないからこそ、何かあったときは、わかりにくいし、気づけなかったりすると思う。学ぶことは学問だけではない。何かあったら親に相談できる親子関係を築いていけるようにしたいなぁと思ったのでした。

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