今年も参加しました、オイリュトミー講座。
この一年、少しずつオイリュトミーに参加したおかげ?でなんとな~くオイリュトミーというものが分かってきたような気がします。
オイリュトミーは芸術ダンス、という認識からワンステップアップ?してちょっと違った意味をもつものということが分かりました。
「オイリュトミーとは言葉を動く」ということ。
どういうこと??と一瞬思いますが、体験してみるとなるほど!!
オイリュトミーの動きをするとき、先生が詩を唱えます。その声に合わせて動きます。
これは、言葉を動きで表現しています。
オイリュトミーは日本のものではないため「あいうえお」の母音の動きではなく「B,O,U,A,X・・・」などの動きがあります。
今は文字という形で凝縮されていますが、文字が使われる前は言葉だけでのやりとりでした。
それが言葉を動きにして表現したのがオイリュトミー・・・・ということのようです。(私の解釈ですが)
最近はそんなオイリュトミーのお話を聞く機会が多く、体験してみると、体を動かすのが気持ちいい。
そんな母親の思いを知ってか知らずか、子どもたちが家でもオイリュトミーを見せてくれるようになりました。
学年が上がり、担当の先生が代わったようで「今日のオイリュトミーでこんなことやったよ~」と教えてくれます。
長女と次女の先生が同じ先生になったので、2人で「これ知ってる??」といって歌に合わせて踊って見せあっていました。
その楽しそうな姿といったら!!!踊りを見るのがもともと好きな私は見ているだけでワクワクする気持ちになりました。
オイリュトミーの先生がいうには、オイリュトミーの動きそのものを子どもに解説することはしないそうです。
言葉に合わせて動く。それだけで子どもの体には意味が伝わっていくそうです。
幼稚園の頃からシュタイナー教育を受けていた教え子が二十歳になって先生のもとを訪れ、「オイリュトミーの動きの意味が分かった」といいに来たそうです。
その子はドイツ語を勉強しているそうなのですが、二十歳になって理解するとは!
つくづく面白い教育だなぁと思いました。
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