シュタイナー学校では3年生(9歳)は世界との出会いの時期だといいます。
自我が芽生え、「自分」と「他者」を分離したものとして意識し始めるため、世界か
ら切り離された孤独と不安を感じます。人間が世界とつながる営みとしての原初的な
仕事(家づくり、畑仕事、職人の仕事)を実際に体験することを通して、地に足をつ
けて生きていくことの喜びを学ぶとき。それが3年生。(9歳)
そして、今回そんな長女のクラスでいよいよ家づくりが始まりました。2学期は稲の
収穫、家づくりと学園の外での活動が多くあるようです。前回、家づくりの材料とな
る竹を取りに山へ行ってお手伝いをしてきましたが、今回は家造り!と言えば!!
「地鎮祭」ですよね。ちゃんと学園でも行っていました( ´艸`)
地鎮祭といっても先生流のものですが、家が無事に建ちますように・・という思いが
伝わってきましたね。先生の言うことばを子どもたちも一緒に復唱して、、、よく聞い
ていないと言えないのですが、子どもたちは集中して先生の話を聞いているので、見て
いて立派だなぁとしみじみ思いました。あとはひたすら柱を立てる穴を掘る!!みたい
な・・(;^_^A でも子どもたちは生き生きしてる感じでしたね。
なんでもあるのが当たり前・・な時代。生きるために必要なことを学ぶ機会が減って
きてしまっているように感じる今の時代。強いられる学びではなく、自ら得ていく
学びであってほしいと思った今回の授業でした。
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