子どもを取り巻く遊び

子育て日記


学童保育の補助に行ってきました。今回は末っ子2歳児も一緒にお手伝い??で
参加しました。小学生の女の子たちって小さい子がかわいいようで、ほっぺを
ぷにぷに触ったり、頭をなでなでしたり( ^ω^)・・・見ていてなんとも
ほほえましかったー( ´艸`)そしてマントをつけてもらったりしてお人形状態??
外に出かけたときも、みんなにおんぶしてもらったり、抱っこしてもらったりして、
なんらか関わってくれて、ほんとにお手伝いとして参加してもらった感がありました。
私は学童保育初心者なので一緒にくっついて本を読んだり、遊び場を教えてもらった
り・・・なんか子どもの頃を思い出す時間でしたね。学園の子どもたちはとにかく
元気いっぱいで木登りや缶蹴りなど体を使った遊びも、折り紙や指網など静かな遊び
も大好きです。娘たちの通っているシュタイナー学園はほとんど宿題がないので遊ぶ
ことが宿題のようなもの。遊びって自分たちで作り上げていくものだから、大人にな
るとなかなか難しい・・・。
昔の遊びといえばゴム飛びや缶蹴り、独楽回しやお手玉・・などがあるでしょうか。
そして現代の子どもたちは???いったいどんな遊びをしているのだろう??
調べてみると思った通り、テレビゲームが一番。でもそのほかは習い事がほとんど
のようで、これにもまたびっくりしましたΣ( ̄□ ̄|||)野球やサッカー、ピアノや
水泳・・・。そういえば、夏休みだというのにほとんど子どもが外で遊ぶのを見か
けなかったような(◎_◎;)
公立に通っている子どもたちって大人のような生活をしているんだなぁなんて
ちょっと思ったりもしました。
こんな時代だからこそでしょうか、昔の遊びが今見直されている気がします。
テレビゲームやパソコンといった画面と向き合って遊ぶゲームには今までにない
危険が潜んでいます。人とのコミュニケーションの低下や視力の低下、体を動かさずに
何時間も座っていることが遊びであっていいはずがない。ましてや子ども時代に!!
技術が進んだ今だからこそ、古い昔の遊びを教え、何でもないところにある、楽しみに
気づかせる価値があります。古いからこそ、価値があります。電気がなかった時代に、
ゲーム機がなかった時代に、子どもたちはどんな遊びをしていたのか。
子どもたちは昔の遊びに、夢中になるはずです。時代は変わっても、ゲームの本質は
変わりません。ゲームの本質とは、どきどき感やわくわく感などの興奮。
勝ち負けの嬉しさや悔しさです。それは今も昔も変わりません。
時代が進むにつれ「ゲームの形態」は変わりましたが「ゲームの楽しさ」は、今も昔も
変わりありません。たとえ古臭いゲームでも、子どもたちがやり始めれば、夢中になる
でしょう。物がない時代には、何もないなりに、こんな工夫をしながら遊んでいたんだ
ということが分かるはずです。
シュタイナー教育が生まれた時代は今のようにテレビゲームがあった時代ではありま
せん。けれども、テレビが子どもに与える影響力の強さは知っていたのかもしれません。
タバコが子どもに悪影響を与えることを常識とするならば、テレビが与える影響も考えて
みてもよいのではないでしょうか。
今を生きる子どもたちと遊ぶことで、子どもを守れるのは大人だけ。
子どもたちには遊びの中でたくさんのことを学んでほしいと思いました。

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