わらべうた 鬼遊び-ねこがごふくやに

わらべうた

歌詞

ねこが ごふくやに たびかいござる

たびは なんもん なんのいろ

にゃにゃもん はんの ねずみいろ

*もとは手まり歌

 

遊び方

鬼は中央で猫のポーズをします。周りは手をつないで歌いながらまわります(スキップ)。「にゃにゃもんはんの~○○色」は鬼が歌い、周りは止まります。「ねずみいろ」の後、追いかけっこになります。鬼が言った色と同じ色を身につけている人のみ動きましょう。

 

遊び方のポイント

もとは手まり歌ですが、色遊びとして紹介しています。ズボンや靴下のワンポイントにもたくさん色がついています。自分はどんな色の服を身につけているか、最初に自分自身で確認しておくといいです。

現代っ子たちは「呉服屋」さんというのを知らない子がほとんどだと思います。歌詞はかわいらしくてたのしくなるようなものですが、その時代背景は現代と比べるとまったくといっていいほど、様変わりしています。「呉服屋」や「足袋」、「にゃにゃもんはん」といった「文」の意味なども分かりやすく一緒に伝えるようにしてあげてください。

 

わらべ歌にまつわる豆知識

足袋の歴史は古く、奈良時代や平安時代にはすでに足袋の原型といわれるものがありました。当時の足袋は足に袋をかぶせ、くるぶしのところで紐を結ぶだけのもの。皮でできており、蹴鞠のときなどに履かれていました。

今のような親指が割れるかたちになったのは室町時代になってからで、江戸時代には足袋のサイズをいいうとき、「文」という数え方をつかっていました。これは一文銭の直径(約2.4cm)のを単位としたものですが、「にゃにゃ文半」って一体どのくらいのおおきさなんでしょうね。

 

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