親子で木曽駒ケ岳登山

子育て日記

10歳になった娘と二人で木曽駒ケ岳に登山へ行きました。

小学4年生・・・というと9~10歳のいわゆる「ギャングエイジ」と呼ばれる年代。

この年頃の子どもというのは、今まで親と一体になっていた世界から、自分というものが確立し、少しずつ世界が広がっていく年齢です。

この時期に親、特に母親と二人で出かけるということは、親子の絆を強くすることができるとともに、子どもと一対一で向き合うことで子どもの心を強くすることができると言われています。

そこで、我が家では次女が10歳を迎えたので、2人で木曽駒ケ岳登山をすることにしました。

(ちなみに長女の時は赤城山の【駒ケ岳~黒檜山・になった娘と二人で木曽駒ケ岳に登山へ行きました。)

木曽駒ケ岳に出発

7月下旬、梅雨明けをしているだろう!!と思っていましたが、今年はなんと長梅雨・・・☔

天気が悪いのであきらめようと思いましたが、この時期を逃すとむずかしいだろうな・・・・と思い決行!!

車での道中はほとんど降っていませんでした。

そして9時すぎ、駐車場につくと思ったよりも・・・・・空いている!!

ロープウェイまでのバスもすぐに乗れるし、余裕で座れてよかったです。

今年はコロナウィルスの脅威があってか、外出する人が少ないからですね。

宿も頂上木曽小屋は、今年はコロナの影響で営業中止にしたといわれました。

ロープウェイ乗り場も、空いていたのですぐに乗り込むことができました。

そして登っていくにつれて雲の中に・・・・(;^_^A

10時半、到着すると皆さんさっそく雨仕様にしていました。

自分たちも合羽を装備して、いざ山頂へ!!!

この時点では雨は降っておらず、霧の中を歩いていく感じでした。

娘は天気が悪くても、ワクワクした様子で「来てよかった!!」と喜んでいました。

天気は悪くても、高山植物にたくさん出会うことができたので、目の保養になります( ´∀` )

娘は歩くペースが速くて、娘は私をまちまち休みながら登っていました(;^_^A

そして、ちょっと気が短い娘は歩いて30分・・・・

「頂上まだ??」

「あと何分?」

・・・・ちょっと歩くたびに聞かれるので

「まだ10分しか歩いていないよ~」

と、こんなやりとりがしばらく続いていました・・・💦

マスクをつけながらしゃべらないように登っている方もいましたが、「こんにちは」と声をかけてくれるとやっぱりうれしいですよね。

気軽に声をかけ合えるところが、登山のいいところだな~と私的には思います。

 

乗越浄土まであと少し!!!というところまでいくと、人も増えてきてゆっくり進むようになってきました。

まわりは一面雲ですが、高いところには違いない。

娘は叫びたくなったのでしょうね。

「やっほーって言っていい??」

「やまびこは聞こえないかもだけど、いいよ」

というと、大きな声で

「やっほ~~~~!!!!」

 

すると、思ったよりも近くで

「やっほ~~~~~」(多数)

の声が・・・・・(笑)

みんな優しいなぁ~

ちょっと楽しい場面がみられてほっこりしました( ´∀` )

 

そして、11時半頃に乗越浄土に到着!

やった~!!!

でも何も見えないし、風が強い!!!!( ̄▽ ̄;)

娘は

「ご飯は??宿はどこ~~~~~!??」

「寒い~~~~~( ;∀;)」

とややパニック??

岩掛けで風をよけながら、体を温めるべく火を沸かしてお昼ご飯を食べました。

次第に雨も降りだし、気温もおそらく12℃くらいだったんじゃないかしら・・・。

とにかく寒い!!

まわりを見渡すと、たくさんいたはずの人影も見えなくなり、大自然の中に2人だけになったよう。

 

中岳を通り過ぎて、この日の宿「頂上山荘」を目指しました。

たくさんの高山植物を横切り、頂上付近までいくと・・・

「この花、ママが好きな花??」

と娘の指さす方を見ると、

そこには念願の「コマクサ」が・・・💛

雨のなか登ってきてよかった~~~~!!と思った瞬間でした( ´∀` )

 

そして、13時今回お世話になる頂上山荘に到着!

娘は

「寒いからもう頂上いかなくてもいい・・・・」

と、かなりテンション低め(;´Д`A “`

まぁ天気も悪いのでゆっくり休もましょ~ってことで、この日の午後は、山荘で雑誌を読んだり、お昼寝をしたりとゆっくり過ごしました。

山小屋はストーブがついていて、冷えきった体にはありがたい~。

17時、みんなで夕ご飯。

この日のメニューは、ハンバーグと生姜焼き✨

ごはんとみそ汁はお代わり自由。

でも私たちには十分すぎるぐらいでした!

この日の宿泊客はうちを合わせて3組。

コロナウィルスの関係でしょうか・・天気の関係でしょうか・・・思ったよりも人が少なくてびっくりしましたけどね。

それにしても、夜になるとますます雨は強くなり、もちろん星空も期待できず・・・もう寝るしかありません!!

 

二日目

 

翌朝、持っていったてるてる坊主もむなしく、朝から大雨。

 

トイレに行く途中の道は洪水のように水が流れていました💦

5時半に朝食を食べ終えて、6時半には下山することに。

宿を出るときは雨が上がっていたので、足取り軽やかに出発。

朝から雲の中にいるのも何とも不思議な感じでした。

しかし、乗越浄土を過ぎて、下り始めるとものすごい雨!!!

 

しかも風が強くて視界が悪い・・・Σ( ̄□ ̄|||)

慎重に足を進めながら、降りていくと、霧の中に「オットセイ岩」が。

登るときには見えなかったのですが、下りではちょうどよい位置から見ることができました。

娘は

「オットセイにみえる!!すごーい!!!」

と大興奮。

しかし、雨が強く降ってきたのでカメラでの撮影は断念しました。

まわりは4人くらいと人が少なく、聞こえる音は水の流れる音。

じっと立っていると、滝の中にでもいるかのような、幻想的な雰囲気でした。

雨だと絶景がみれなくて残念・・・という気持ちはありましたが、雨でしか見られない景色もあるんだよなぁとしみじみ。

写真では岩から流れる水が写っていませんが、山全体から水が流れている様子はとてもきれいでした。

晴れてもいい!!曇りもいい!!雨でもいい!!

全て前向きにとらえると世界は変わって見えると思いました。

 

帰りは剣が池の周りを歩き、ロープウェイ乗り場へ。

8時半のロープウェイに乗って、木曽駒ケ岳を後にしました。

 

そして「コマクサの湯」で体を休めて帰路につきました。

雨で寒かったけれど、はじめての二人旅。

娘はそこそこ満足してくれたようでした(笑)

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