シュタイナー教育を実践!体感したことをまとめてみた【未就園児クラス編】

子育て日記

シュタイナー教育を実践している3児の母です。
子どもが生まれて、子育てが始まり、子どもってどうやって育てたらいいの??という不安に悩みながらも気が付けば10年が経とうとしています。
そこで、私が実践してきたシュタイナー教育についてまとめてみることにしました。
まずは、未就園児クラスの様子からどうぞ!

シュタイナー教育との出会い

そんな私がシュタイナー教育に出会ったのは長女が生まれて2年目のこと。
日々の育児に悪戦苦闘しながら様々な育児書を読んでいました。
 
そこで出会った「シュタイナー教育」。
シュタイナー教育の様子がたくさん載っている写真を見て、その柔らかい雰囲気に
「素敵だなぁ。なんか優しい気持ちになれるなぁ」
 
と感じました。こんな風にゆったりした子育てが出来たらいいのに・・・。
 
子どもが生まれるまでは保育士として保育園の子どもを見てきましたが、自分の子どもとなると話は別!
24時間ずっと一緒だし、(当然ですが…(-_-;))自分の時間が持てなくなるし、1対1だからか?社会から孤立した気持ちになるんです。。。
 
生まれて初めての子育てだし、まず自分の気持ちに余裕がない・・・(゚Д゚;)
本屋や図書館に行くとたくさんあるある育児本・・・(-_-;)
あれもこれも読みあさるなか、
自分が読んでいいなぁと思えたのがシュタイナー教育でした。
 

何が良かった?シュタイナー

幼児教育といえばモンテッソーリやフレーベルなど、さまざまな教育者がいますが、「家庭でできる」というところがシュタイナー教育の売りではないでしょうか??
 
自分、保育士していた時はなんせ集団生活ですからね。。。
学校で習ったのもほとんど「フレーベル」や「モンテッソーリ」押し。
 
「教育」についてのことばかり勉強してきたけれど、それ以外のことはどうしたらいいの??
となってしまったわけです。
子どもにあれこれ詰め込むことばかりで、
これで本当にいいのかな?
 
と感じたんです。
シュタイナー教育では子どものあり方を(子どもの成長過程)からだの発達だけでなく、こころの発達についてもわかりやすく説明されています。
それは、
ぐずっているときはオムツが濡れているから、
またはおなかがすいているから。
といったことではありません。
 
例えば机の上のものを落とすという行為について、
大人はやってほしくないから「ダメ」ということが多いと思いますが、これは自分の力によってモノが動くということをくり返し体験しているということ。
 
シュタイナー的に言うと、
「幼児は自分の体内に活発に働いている目に見えない力を、目に見える動きとして表現している」
ということになります。
大人は理屈が好きですから、
こういった理由がわかると「なるほど」
と子どもの行為に納得して、見守ることもできるわけです。
 
でも理由がわからないと、自分の理由だけで子どもを叱ってしまいがちですよね。
そういった意味でもシュタイナーの育児は私にとって、とてもわかりやすいものでした。
 

シュタイナーの幼稚園

そして、私はまずはシュタイナー教育を実践している幼稚園に行ってみたい!と思うわけです。
 
しかし、これがなかなか見つけられませんでした・・・(-_-;)
探し物のヘタな私が、ようやく見つけたシュタイナー幼稚園は神奈川県相模原市にある小さな幼稚園でした。
そして、とりあえず未就園児の親子教室に参加することにしました。
まず初めに思ったことは・・・・
 
ここはいったい何??幼稚園なの??
 
ということでした(´-∀-`;)
電話はつながらないし、本当にやっているのかも不安になるくらい連絡が取りにくい💦
保育園に勤めていた人間としては、いやいやいや・・・と思うわけです。
そう。。。日本の幼稚園を想像してはいけないんです。
 
先生は元気いっぱい!
朝のあいさつの後はみんなきちんと集まって、朝の会!
そのあとみんなで外あそびやら、お絵描きらや・・・・
 
という日本の幼稚園とは全く違うんです!!
 
ここの幼稚園では、子どもたちは園舎に入ると、自由にあそび、用意されていた水彩(にじみ絵)をかきます。
当然やりたくない子もいますが、先生は無理にやらせようとはしません。(声もかけません)
でも、子どもたちは自分のあそびに満足すると自然と周りがやっていることに入ってきます。
 
書き終わったら親子で片づけをして、先生と親は手仕事をはじめます。(手仕事とは、縫い物やあみものなど手を使ってモノを作る作業のこと)
子どもたちはかたわらで親のやっていることを見ていたり、好きなおもちゃであそんだりしています。
 
ある程度やると、次はみんなでちょっと体を動かすあそび。(ロンドン橋渡れや開いた開いたなど)
そして、外へお散歩に行った後はみんなでお茶。
最後に先生の素話を聞いてさよならのあいさつ。
といった感じでした。
 
本当にしずか~~~な時間で、日々のドタバタは一体何なんだろう?
子どもってこんなに静かに過ごせるの?
というくらい、物静かに時間が過ぎていました。
 
人数が4~6人で少人数ということもありますが、大人が物静かだと子どもにも影響するということが目に見えてわかりました。
それに比べて日本の幼稚園、保育園は先生が子どもを見る人数が多すぎるし、一人ひとりと関わる時間が短すぎる気がしました。
 

入園したのは私立幼稚園

さて、娘もいよいよ幼稚園に入園するお年頃になりました。
 
そこで選んだのは地域でもなかなか評判のいい私立の幼稚園でした。
 
あれ??シュタイナー幼稚園じゃないの!??
 
と思った方もいるはず・・・。
じつはシュタイナー幼稚園には通うことができなかったんです・・・(;^_^A
なぜかって??
 
それは、我が家は静岡県にすんでいたから・・・
静岡県のシュタイナー幼稚園を探すことができなかったんですね(´-∀-`;)
なので、シュタイナーは家庭でできるし幼稚園は近くでいいや!!
 
ということで、元気いっぱい、はだかっぽ幼稚園に入園したのでした。
 
 

娘の中に生まれたシュタイナー?

一般的によくある幼稚園なので、みんなと一緒にバスに乗り込み、みんなと一緒に縄跳びがんばって、みんなと一緒に・・・・の日々でしたが、娘の中に何かがふつふつと湧き出てきたようでした。
 
集団行動大きらい!
一人の時間を大事にしたい!
言われたとおりにするのはいや!
 
もうね、親としてはみんなと同じにさせようと必死ですよ・・・( ;∀;)
「家庭でできるシュタイナー教育」とはいっても、やっぱり幼稚園という社会に入ってしまうと難しいということを痛感_| ̄|○
 
そういえば、幼稚園入園前に園長先生に
 
「シュタイナー教育についてどう思われますか?」
 
という質問をしたときに、園長先生は
 
「日本の社会では難しい教育だよね~」
 
と言われたのを思い出しました・・・。
でも逆に、うちの娘は日本の風習が合わなかったんですよね。
 
そんなとき、娘はシュタイナー幼稚園で歌っていた歌をうたったり、
水彩やりたい・・・
と言ってきたりするようになりました。
そんな娘を見て、この子はシュタイナー教育が向いているのかもなぁと思いました。
 
幼稚園を卒園!そして小学生に・・・・続く!!

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