あわんとりゃホー 季節の歌(冬)大分県
歌詞
あわんとりゃ ホー ひえんとりゃ ホー
あそび方
音のでる様な楽器(例えば木魚・太鼓など)を使って、叩きながら歌い歩きます。
あそびのポイント
“鳥追い”の歌ということで、音の出る楽器をあげましたが、楽器が手元にないようであれば、簡単に音が出せる“手拍子”をしながら歩いてみましょう。
もとは1メートルくらいの割りばしをもち、田んぼのあぜ道を叩きながら豊作を願って行われました。
この“鳥追い”の行事は、雪でつくったかまくらへ鳥を追い込んだりもするそう。
みんなで輪になって「あわんとりゃホー」と大きく広がり、「ひえんとりゃホー」で小さく輪を縮めたりして、鳥を中心へと追い込むような遊びにしてもいいと思います。
「ひらいたひらいた」のように、輪が広がったり縮んだりするイメージで。
豆知識
“鳥追い”の歌ですが、“鳥追い”とは小正月に行う行事で、米を食い荒らす鳥を追い払い、豊作を願うお祭りのことです。
小正月の行事はほかにも、正月に飾ったしめ縄や門松を集めて燃やす“とんど焼き(”別名:左議長<さぎちょう>)“、お粥をたいて豊作物のできを占う”粥占い“、綱引きをして豊作・豊漁を願う”大綱引き“、果樹の豊作を願う”成り木責め“、田畑を荒らすモグラを防ぐための”もぐら打ち“などたくさんあります。
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