3~4歳の子どもは、好奇心が旺盛です。
見るもの、聞くものが新鮮で、なんでも試したくなる年ごろです。
ごっこ遊びが好きになるこの時期は、主人公になりきって絵本をまるごと楽しむことができます。
ストーリー運びが簡単で、結末が安心できる絵本を読んであげるのがいいでしょう。
3~4歳のこどもにオススメの絵本をご紹介します。
3~4歳おすすめ絵本15選
『ぞうくんのさんぽ』
作:なかのひろたか
出版社:福音館書店
さんぽにでかけたぞうくんは、おともだちのかばくんや わにくんたちをどんどん背中にのせていきます。
ぞうくんは とても ちからもち。
ところがぞうくんは、あまりのおもさにたえられず・・・。
この本は幼稚園などでも人気の絵本で、リズミカルに歌いながら読むと、子どももすぐに覚えて一緒に歌ってくれます。
『ねずみのいえさがし』
作:ヘレン・ピアス 訳:まつおかきょうこ
出版社:童話屋
ねずみが家を探しています。
植木鉢は寒すぎるし、ストーブの前では暑すぎます。
ぴったりの家はみつかるかな?
絵本だけれど、写真絵本になっています。
イラストでは楽しめない写真ならではのねずみのかわいらしさが楽しめる一冊です。
『ちびすけどっこい』
作:こばやしえみこ 絵:ましませつこ
出版社:こぐま社
「ちびすけどっこい はだかでどっこい ふんどしかついで はだかでこい」。
わらべ歌のリズミカルな言葉を、子どもとスキンシップをとりながら楽しみましょう。
『だいくとおにろく』
再話:松井直 絵:赤羽末吉
出版社:福音館書店
「おまえの目玉をよこしたら、おれが おまえにかわって、その橋かけてやってもええぞ。」とおにに言われただいく。
目玉をとられないために、だいくは、おにの名前を当てなければなりません。
『いちご』
作:平山和子
出版社:福音館書店
「あたたかくなってきたよ。いちごはまだ?」
寒い冬をこえて、いちごが少しずつ育っていく様子が、色鮮やかに描かれています。
おいしそうないちごの絵に、思わず手をのばしたくなります。
『てぶくろ』
絵:エウゲーニー・Mラチョフ 訳:うちだりさこ
出版社:福音館書店
おじいさんが落としていった てぶくろ。
くいしんぼうねずみに ぴょんぴょんがえる、はやあしうさぎなど、たくさんの動物が「いれて」とやってきます。
てぶくろは、 いまにも はちきれそう。ウクライナの民話です。
『ティッチ』
作・絵:パット・ハッチンス 訳:石井桃子
出版社:福音館書店
三人きょうだいの末っ子のティッチが、もっているものは小さいものばかり。
でもそんなティッチが植えた小さなたねは、ぐんぐん育って、きょうだいのだれよりも大きくなりました。
>>「絵本の読み聞かせ」に効果はある?絵本で育つ子どもの言葉
『おやすみなさいおつきさま』
作:マーガレット.ワイズ.ブラウン 絵:クレメント.ハード 訳:せたていじ
出版社:評論社
子ウサギがぱっちり目をあけたまま、ベッドに入っています。
部屋の中のものひとつひとつにおやすみなさい とよびかけていくうちに、いつの間にか眠りにつきました。
おやすみのまえにどうぞ。
『はらぺこあおむし』
作:エリック・カール 訳:もりひさし
出版社:偕成社
生まれたばかりのあおむしは、おなかがぺっこぺこ。
あおむしがたべたのは、リンゴになしに、すももに いちご、ほかにもたくさん!
穴が開いているしかけも、こどもに人気です。
『みんなうんち』
作:五味太郎
出版社:福音館書店
おおきいぞうは、おおきいうんち。ちいさいねずみはちいさいうんち。
とまってうんち、あるきながらうんち。
いろんなどうぶつ、いろんなうんち。みんなうんちをするんだね。
『わたしのワンピース』
作:にしまきかやこ
出版社:こぐま社
そらから落ちてきた まっしろな きれで、ワンピースを作りました。
ラララン ロロロン 似合うかしら?
ふしぎなワンピースは 花もようや水玉もようと 次々にもようが変わっていきます。
『せきたんやのくまさん』
作・絵:フィービとセルビ・ウォージントン 訳:いしいももこ
出版社:福音館書店
せきたんやのくまさんは、にばしゃにのって、せきたんをはいたつします。
どかん!どかん!とせきたんをおいて、「200えんいただきます。」といいました。
働きももののくまさんの一日です。
『もけらもけら』
作:山下洋輔 絵:元永定正
出版社:福音館書店
とってもへんてこな絵と、「もけら もけら ぱたら ぺたら ぴた」といった独特なリズムのある言葉が、不思議によく似合っています。
気楽に言葉の響きを楽しんでください。
『もりのなか』
作・絵:マリー・ホール・エッツ 訳:まさきるりこ
出版社:福音館書店
ぼくは、かみのぼうしをかぶり、あたらしいらっぱをもって、さんぽにでかけました。
すると、もりのなかのどうぶつが、ぼくのさんぽについてきました。
モノクロの静かな絵本です。
『三びきのやぎのがらがらどん』
絵:マーシャ・ブラウン 訳:せたていじ
出版社:福音館書店
むかし、あるところに三びきのやぎがいました。
なまえはどれも、がらがらどんといいました。
「お前を食べてやる」という、おそろしいトロルを前に、やぎたちはどう切り抜けるのでしょうか。
まとめ
ここであげた絵本たちは幼稚園時代に娘たちがよく読んでいたお話でもあり、幼稚園の発表会やお遊戯会でも行われたお話たちです。
リズムのあるお話の世界に子どもたちは引き込まれ、安心感をもつのだと感じます。
主人公になりきって読むとおもしろいですよ。
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