たなばたさん わらべうた(手ぬぐい落とし遊び)

わらべうた

歌詞

たなばた たなばたさん しずかにわたって

こがねのゆび おにもしらぬまに ちょいとかくせ

いいわよ

 

遊び方

円になってしゃがみます。円の外側をハンカチをもった鬼が回ります。歌の間に誰かの後ろにハンカチを置きます。歌の途中で気づけばまた最初から行いましょう。歌が終わるまで気づかなければハンカチを置かれた子が鬼です。

 

遊びのポイント

鬼がまわっている間、円の子どもたちはちらちらと後ろを向いたりずっと後ろ手を組んでるといったことはなしにしましょう。歌の途中で気づいた場合、鬼とハンカチを置かれた子の追いかけっこをしてもよいと思います。鬼がハンカチを置かれた子の席に座ればセーフになります。

物まわしの歌で遊ぶこともできます。一人、鬼を選んで少し離れた場所に後ろ向きで座ってもらいます。ほかの子どもたちはみんなで輪になって座り、手の内に納まるくらいの小物を、歌いながら右方向へ回していきます。

「いいわよ」でまわすのをやめて、持っている子が両手で隠します。ほかのみんなも持っているフリをします。鬼が座っているみんなの周りをまわりながら、誰が小物を持っているかを当てますが、座っているみんなはヒントとして歌を歌います。小物を持っている子のところに鬼が付いたら大きく歌い、離れていったら小さく歌うといった具合に鬼に教えてあげます。

 

わらべ歌にまつわる豆知識

七夕の行事は、中国から伝わった牽牛(けんぎゅう)と織女(しゅくじょ)の伝説と、手芸の上達を願う「乞巧奠(きっこうでん)」からきています。

もともとは宮中で行われていた行事ですが、江戸時代に入り、幕府が制定した「五節句(七草の節句・桃の節句・菖蒲の節句・星祭・菊の節句)」の中に七夕(星祭)が含まれました。今では願い事をかいた短冊を笹に飾るだけですが、江戸時代にはひょうたんやそろばん、千両箱なども飾られたそうです。また、現在でも「星の座」として祭壇が設けられ、瓜やなすび、桃、梨などが皿に盛られ、それぞれ2組ずつ揃えてお供えされるところもあるようです。

 

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