風邪の治し方 家庭でできる!引きはじめに効果的な対処法 

健康~病院に行かない手当~

のどの痛みやつらい咳、鼻水や頭痛・・・風邪にはさまざまな症状がありますよね。。でも病院に行くと違う風邪をもらってきそうでなるべく行きたくない・・・なんてことありませんか?

我が家では子どもを三人病院へ連れていくのが大変なので、なるべく病院に頼らず、昔ながらの家庭でできる対処法で乗り切るようにしています。

風邪かな?家庭でできる対処法

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子どもが風邪をひいたときはエッグノッグ

子どもの風邪のひき始めは、元気がなくて食欲が落ちるもの。そんなときにおススメなのがエッグノッグです。のどごしがいいせいか、いつもペロッと飲んでくれます。栄養価が高く、体も温まるせいか、そのまま治ってしまうことも。

エッグノックの栄養と効能効果

風邪の民間療法としてお酒を熱して卵をいれる飲みものを飲むのは、日本だけでなく、韓国やヨーロッパでも行われている習慣です。
お酒に含まれるアルコールは、粘膜を乾燥させて炎症を拡大させる効果があるともいわれますが、卵酒やエッグノックでは、日本酒やブランデーなどを最初によく沸騰させるので、アルコール分は多くが飛んでしまいます。

アルコールが飛んでも、その他お酒に含まれるアミノ酸やペプチド、ビタミンなどの栄養素は免疫効果を高めます。

飛ばずに残った分のわずかなアルコールは卵の栄養吸収を早める効果があります。血行をよくしてからだを温める働きも、代謝を促して免疫力を高めるのに役立ちます。

卵の栄養素もからだを回復させるのに役立つ成分の宝庫です。卵白にある

「リゾチーム」

という酵素は、殺菌効果や粘膜についた細菌を鼻水や痰と一緒にからだの外に出してしまう働きがあります。

ちなみに市販の風邪薬にも鼻水症状を解消する「塩化リゾチーム」という成分が使われています。風邪のひき始めに熱い卵酒でからだを温めるようにすると、大変効果的です。

冷めると効果が半減してしまうので、ぜひ熱くして飲んでください。ただし、市販の風邪薬との併用は、薬の効果を妨げてしまうので、やめましょう。

エッグノッグの材料と作り方(一人分)

・卵1こ
・砂糖大さじ1
・牛乳1カップ
*今回はお酒の入っていないレシピです。お酒を入れる場合は盃3杯が目安です。

1.小鍋に溶き卵1個分を入れ、砂糖、牛乳を加えて混ぜる。
2.この鍋を湯せんにかけ、木べらなどで8~10分混ぜる。
3.全体がとろりとしたらカップに移していただきます。

 

寒気にドライヤー灸?引き始めの風邪に効果あり

 

カゼは首の後ろから入り込むと、昔の人は考えていたようです。首の後ろにある「大椎 (だいつい)」というツボや、「風門 (ふうもん)」というツボを暖めます。

「風門」はまさにカゼの邪気、つまり風邪(ふうじゃ)が入る場所と、東洋医学では古くから考えられていました。

悪寒や寒気がして「カゼをひいたかな?」と思ったときには、首の後ろを暖めるといいんですね。私はゾクゾクっと来たときは、寝る前、首の後ろ側にまんべんなくドライヤーの温風を当てるようにします。

鍼灸治療にてお灸をすればもちろん効果的ですが、応急の処置としてドライヤーを当てると風邪の予防になるとか。その後は冷めないうちに布団に入るようにしています。

カイロを貼って症状を和らげる

 

ゾクゾクッと背中に悪寒が走ったら、風邪の注意信号。こんな時はすかさず肩甲骨と肩甲骨の間にカイロをペタッと貼り付けます。
ここを温めることにより、症状が和らいでひどい風邪に進行しないんです。早めの対処が大切ですね。

不快な鼻づまり解消法

鼻づまりは風邪をひいたときに起きやすいですが、呼吸がしにくくなって息苦しくなります。こんな時は、ミントのオイルをお湯にたらして吸引すれば鼻がスッキリします。
マグカップに熱湯を半分ほど入れ、ミントのアロマオイルを1,2滴。これを鼻に近づけ、湯気を吸いこむと、楽に鼻が通ってきます。ミントの香りが実にさわやか。少量のオイルでも吸い込みすぎると、むせることがあるので気を付けてくださいね。

熱が出たときの対処法

『発熱』とは、多量の病原体などにより通常の免疫カでは対応できない時に39-40℃まで体温を上げて病原体を殺し、免疫の働きにより体を守ろうとする結果であり、体温が上がることは病気を治すために必要な体の正常な働きです。

ですので、体が病原体をやっつけるための、『発熱』という自身の持っている自然治癒力を体への負担を減らしつつ対処することが重要です。
●体の中で起きていること
・体の熱が足りないので、筋肉を震わせて発熱させている
・体力が大量に消耗する状態
●対処法
・暖めた体を維持するため、布団をかけるなど、保温に努める。
・この段階で無理に熱を下げさせると逆に具合の悪い期間を伸ばしてしまうこともあります。

わが家では、娘が高熱を出したときに部屋を暖かくし、パジャマを重ね着させて、さらに湯たんぽを布団に入れて寝かせました。
子どもが発熱して汗をかいたら、パジャマを着かえさせるのですが、具合が悪いのにいちいち起こすのはかわいそう。こんな時は背中にフェイスタオルを1枚入れておき、汗をかいたらタオルだけ引き抜くようにすると着替えさせずにすみます。

このとき、忘れてはいけないのが水分補給です。脱水症状が起こらないよう、スポーツ飲料など、こまめに飲むようにしましょう。

のどの調子がおかしいときは

 

のどがいがらっぽいな、というときは「濡れマスク」をします。一度濡らして絞ったガーゼをマスクに重ねて口に当てるだけなんですが、ウィルスをシャットアウトするだけでなく、適度な湿度を保つので、のどを乾燥から守てくれます。

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まとめ

いかがでしたか?

ここでは簡単な対処法についてご紹介しました。ほかにも咳、のどに効果的な民間療法もご紹介していますので、症状に合わせて見ていただけたらと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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