体が喜ぶ!旬の食材 旬を知って健康な体つくりを

食事

最近ではハウス栽培や養殖などで、1年中店頭に並ぶ品物が増えています。

しかし、本来の収穫時期にとれたものを食べることは、体調を整えるために大切なこと。

食べ物の旬を知って、毎日の献立に役立ててみませんか?

 

どうして旬のものはおいしいの?

第一に旬の時期にはたくさん収穫ができるので、

1:鮮度のいいものが手に入りやすい

2:安く手に入る

3:栄養価が高い

私たち人間も自然の中で生きる動物。動物たちと同じようなリズムで自然とともに生きています。

旬のものは、その時期の体に必要なものをきちんと含んでいるので、暑い夏には体を冷やし、秋には寒い冬に向けて体整え、冬には冷えた体を温め、春には眠っていた体を呼び起こす。

旬のものを食べていれば、一年中快適に過ごすことができるんです。

 

  1. 春が旬の食べ物 >>3月4月5月
    1. 【キャベツ】3~6月:胃腸がもたれるときに
    2. 【いちご】3~5月:ビタミンC は美人の素
    3. 【じゃがいも】5~6月(秋が旬のものもあり):お肉を食べすぎたときの味方
    4. 【玉ねぎ】3~4月(秋が旬のものもあり):心と体の疲れを癒す
    5. 【アスパラガス】3~6月:代謝を高めて若返り効果
    6. 【あさり】3~5月(秋が旬のものもあり):二日酔いがつらい朝に
    7. 【そら豆】5~6月:むくみが気になったら
    8. 【たけのこ】4~5月:体中の毒をデトックス
    9. 【さくらんぼ】5~7月:貧血を解消し、血行を良くする
    10. 【マッシュルーム】3~6月(秋が旬のものもあり):肌、髪にアンチエイジングに効果
    11. 【メバル】3~7月(黒メバルは秋~冬が旬):コラーゲンでお肌にハリ
    12. 【もずく】3~5月:放射能を排出する働きも
    13. 【にんにく】5~8月:食欲不振、疲労回復に
    14. 【お茶】4~5月:花粉症も眠気もスッキリ
    15. 【ぜんまい】3~6月:利尿作用で体を整える
    16. 【レタス】4~6月:イライラや睡眠不足に
  2. 夏が旬の食べ物 >>6月7月8月
    1. 【新生姜】6~8月(ひね生姜は9~11月):消化を強め、食欲アップ
    2. 【ゴーヤ】7~8月(特に8月):夏バテ解消効果抜群!
    3. 【パイナップル】6~8月:お肉の消化を助けてくれる
    4. 【空心菜】6~8月:油と一緒にとるとよりいい
    5. 【きゅうり】7~8月:冷房による体調不良に
    6. 【なす】8~9月:体を冷やしてくれる
    7. 【トマト】6~8月:リコピンで日焼け対策
    8. 【とうもろこし】6~8月:むくみをスッキリ解消
    9. 【しそ】6~7月:水太り解消に効果あり
    10. 【あゆ】6~8月:ホルモンバランスを整える
    11. 【モロヘイヤ】7~9月:野菜ナンバー1の栄養価
    12. 【メロン】5~8月:飲み会の翌朝におすすめ
    13. 【梅】6月:夏のお弁当を雑菌から守る
    14. 【ブルーベリー】6~7月:目の疲れや痛みに
    15. 【カツオ】5~6月:胎児から老人まで頭がよくなる
    16. 【アジ】5~7月:頭痛、肩こりに
  3. 秋が旬の食べ物 9,10,11月
    1. 【栗】9~10月:足腰の疲れも回復させる
    2. 【しめじ】9~10月:食欲を抑えてくれる成分も
    3. 【キウイ】10~12月:1個で一日に必要なビタミンが
    4. 【梨】9~11月:解熱作用&風邪に効く
    5. 【お米】9~11月:すべての栄養素をバランスよく。
    6. 【さつまいも】9~10月(貯蔵されて水分の少なくなった1~3月頃も味がよい):便秘解消&美肌づくり
    7. 【しいたけ】9~11月:血圧とコレステロールを調整
    8. 【大豆】9~11月:女性ホルモンのバランス改善
    9. 【するめいか】8~11月:ダイエット・美容に活躍
    10. 【さんま】9~10月:血液がさらさらに。
    11. 【チンゲン菜】10~12月:がん・生活習慣病予防に。
    12. 【牛乳】寒くなってから:ストレス・イライラに
    13. 【くるみ】9~11月:美肌、美髪、バストアップ
    14. 【りんご】9~11月:一日一個で医者いらず。
    15. 【さば】10~12月:口内炎の予防や改善に
    16. 【鮭】9~11月:免疫力を高める
  4. 冬が旬の食べ物 >>12月・1月・2月
    1. 【セロリ】11~3月:生理不順、生理痛にも
    2. 【白菜】11~1月:便秘、大腸がんを予防
    3. 【ほうれん草】11~12月:貧血、めまいを感じたら
    4. 【ねぎ】11~2月:血行を良くし、体を温める
    5. 【ごぼう】11~2月:便秘や太りすぎに効く
    6. 【大根】12~2月:おなかスッキリ&冷えにも
    7. 【春菊】11~3月:風邪や感染症の予防に
    8. 【にんじん】10~2月:肌や目の乾燥に潤いを
    9. 【豚肉】通年:体と心の疲れを回復
    10. 【牛】通年:貧血、低血圧を改善
    11. 【まぐろ】11~1月:頭がよくなるDHAが豊富
    12. 【鶏肉】通年:美肌を作るコラーゲン
    13. 【ゆず】10~12月:女性の肌荒れ&冷え症に
    14. 【みかん】9~1月:風邪に負けないビタミンC
    15. 【ぶり】12~3月:肩こり、腰痛、ストレスに。
    16. 【鯛】12~3月:生活習慣病を防ぐ

春が旬の食べ物 >>3月4月5月

冬の眠っていた体を目覚めさせましょう。

芽吹きの季節にとれる食材は、山菜など代謝を促進させる効果のあるもの、心身ともにデトックス&アンチエイジングの効果のある食材がたくさんあります。

自然に美しくを目指しましょう。

【キャベツ】3~6月:胃腸がもたれるときに

[こんな時に効く!]
胃腸の働きを強化。カルシウム豊富なのでイライラ解消も。

[おいしい見分け方]
形がよくて、重いもの。みずみずしく、外側の葉が濃い色のもの。

[保存方法]
ラップや新聞紙に包み、冷蔵庫で保存。芯をくり抜き濡らしたキッチンペーパーを詰めておくと長持ち。

【いちご】3~5月:ビタミンC は美人の素

[こんな時に効く!]
ビタミンCが豊富でシミやしわを防ぐ美肌効果あり。風邪予防にも。

[おいしい見分け方]
実は鮮やかな赤、ヘタの濃い緑色のもの。

[保存方法]
洗わずヘタをつけたままで、ラップで包み冷蔵庫に。

【じゃがいも】5~6月(秋が旬のものもあり):お肉を食べすぎたときの味方

[こんな時に効く!]
肉食の毒をデトックス。低カロリー、食物繊維が豊富で、ダイエット効果もあり。

[おいしい見分け方]
表面がなめらかでハリのあるもの。芽が出ていないものほど新鮮。

[保存方法]
風通しのいい冷暗所で保存。使いかけのものはラップで包み冷蔵庫に。

【玉ねぎ】3~4月(秋が旬のものもあり):心と体の疲れを癒す

[こんな時に効く!]
疲労や食欲不振、不眠、イライラなど心と体の疲れを癒してくれる。

[おいしい見分け方]
皮が乾いていて光沢のあるもの。芽が出ているもの、やわらかいものは避ける。

[保存方法]
風通しのいい冷暗所か冷蔵庫に。使いかけのものはラップで包み冷蔵庫に。

【アスパラガス】3~6月:代謝を高めて若返り効果

[こんな時に効く!]
新陳代謝を高める働きがあるので、若返り効果が。美肌づくりに必要な栄養がいっぱい。

[おいしい見分け方]
穂先がかたくしまっていて、茎に筋がないもの。

[保存方法]
ラップや新聞紙で包み、冷蔵庫で立てて保存。

【あさり】3~5月(秋が旬のものもあり):二日酔いがつらい朝に

[こんな時に効く!]
鉄分が豊富で貧血予防に。肝機能を強めるので二日酔いの予防にも。

[おいしい見分け方]
殻の模様がはっきりしていて、口が開いていないもの。

[保存方法]
塩水で塩抜き、密閉容器に入れ冷蔵庫に。冷凍する場合は塩抜き後、水気を拭き取って保存袋に。(3週間)

【そら豆】5~6月:むくみが気になったら

[こんな時に効く!]
水分の代謝を促すので、むくみが気になるときや尿の出が悪い時に。

[おいしい見分け方]
さやに弾力があり、色もつややかで、さやから見ても粒の形が均一なもの。

[保存方法]
ビニール袋に入れて冷蔵庫に。または固ゆでして冷凍保存。

【たけのこ】4~5月:体中の毒をデトックス

[こんな時に効く]
体にたまった毒素を排出するデトックス効果が。便秘解消にも効く。

[おいしい見分け方]
穂先が黄色みがかったもの、皮全体が淡い黄色で色つやがよく、切り口が白くみずみずしいもの。

[保存方法]
ゆでて密閉容器に入れ、水に浸して冷蔵庫で保存。水は毎日入れ替える。⁽1週間)佃煮にしておくのもおススメ

【さくらんぼ】5~7月:貧血を解消し、血行を良くする

[こんな時に効く]
疲労や貧血の解消に、糖尿病、冷え性などにも効果が。血液サラサラ&整腸作用も。

[おいしい見分け方]
実は皮はつややかでハリがあり、軸は青くかたいものを。皮に斑点があるものは避ける。

[保存方法]
常温で3日間。冷蔵庫の場合は水分が蒸発しないようにラップをかけて。冷蔵庫保存は甘味が飛ぶので一晩を限度に。

【マッシュルーム】3~6月(秋が旬のものもあり):肌、髪にアンチエイジングに効果

[こんな時に効く]
代謝や細胞の成長を促進し、肌、髪などにアンチエイジング効果が。コレステロールを下げる効果も。

[おいしい見分け方]
肉厚で、軸が太く、傘が開きすぎていないもの。白いものは全体が真っ白なもの。茶色いものは全体の色が均一なもの。

[保存方法]
ビニール袋か紙袋に入れて冷蔵庫で保存。生の場合は早めに調理して。

【メバル】3~7月(黒メバルは秋~冬が旬):コラーゲンでお肌にハリ

[こんな時に効く]
ストレスを抑え、記憶力を高める効果が。コラーゲンも豊富でハリのあるお肌つくりに。

[おいしい見分け方]
目は濁りがなく、澄んだもの。17~18㎝くらいの大きさが一番脂がのっている。

[保存方法]
冷凍する場合はラップやフリーザーパックに入れ、なるべく空気に触れないように保存。

【もずく】3~5月:放射能を排出する働きも

[こんな時に効く]
ミネラルや鉄分も豊富、低カロリーなのでダイエットの強い味方。貧血や骨粗鬆症の予防にも。

[おいしい見分け方]
磯の香りがよく、やわらかいものを。泥臭いものは鮮度が落ちた証拠。

[保存方法]
生ものは保存パックに入れて冷蔵庫に(1週間)。塩蔵の場合は小分けにして冷凍保存すると便利。

【にんにく】5~8月:食欲不振、疲労回復に

[こんな時に効く]
食欲不振の解消や滋養強壮、風邪予防に、老化防止の効果が。便秘や肌荒れにも。

[おいしい見分け方]
皮の色が白くて、触ったときに固くて重量感のあるものを。

[保存方法]
皮ごと新聞紙に包んで冷蔵庫で保存。醤油やみそ、オイル漬けにすれば、さらに長期保存が可能。

【お茶】4~5月:花粉症も眠気もスッキリ

[こんな時に効く]
花粉症対策のほかにカテキン効果で眠気もスッキリ。コレステロールの吸収を抑えるのでダイエット効果も。

[おいしい見分け方]
煎茶ならば、形が揃っていて、緑が鮮やかで色の濃いものを。

[保存方法]
冷暗所にて保存。量がたくさんある場合は、封を切らずに冷凍庫で。

【ぜんまい】3~6月:利尿作用で体を整える

[こんな時に効く]
がんや動脈硬化、風邪予防に。利尿作用で体の調子も整う。貧血や便秘にも効果あり。

[おいしい見分け方]
綿毛に覆われ香りが強いと新鮮。穂先はきれいな渦巻き状のものを。

[保存方法]
塩ゆでし、塩水とともに空気を抜いた袋に入れ冷蔵保存。ゆでた後に天日干しにして乾燥させてもOK。

【レタス】4~6月:イライラや睡眠不足に

[こんな時に効く]
睡眠不足やむくみ、便秘の防止に。イライラを抑えるリラックス効果も。

[おいしい見分け方]
切り口が10円玉くらいの大きさで白く、葉はゆるやかに巻いてあるもの。葉色のグリーンは淡い方が新鮮。

[保存方法]
切り口の白い汁を洗い流し、水分を含ませたペーパーを当てる。ビニール袋に入れて冷蔵庫で保存。

 

夏が旬の食べ物 >>6月7月8月

太陽の季節。暑くて食欲はないし、日焼けも気になる。

暑さで食欲もなくなりがちですが、夏の旬の食べ物には、夏バテ解消や水分補給の働きがあります。

そんな夏も旬の食材なら乗り切れます。もう夏バテも紫外線もこわくない!?

日焼けによるシミやしわを予防してくれる食材も要チェック。

 

【新生姜】6~8月(ひね生姜は9~11月):消化を強め、食欲アップ

[こんな時に効く]
体を温めるので冷え症に。消化機能の促進やデトックス効果、下痢、便秘の解消も。

[おいしい見分け方]
白い部分が白く、ピンクの部分が鮮やかなピンクのもの。傷がないもの。

[保存方法]
水分を切り、ラップにくるんで冷蔵庫で保存(1ヶ月)。すりおろしたものは小分けにして冷凍庫で保管すると便利。

【ゴーヤ】7~8月(特に8月):夏バテ解消効果抜群!

[こんな時に効く]
独特の苦みには食欲増進に効果が。夏バテ防止にはもちろん、美肌つくりにも効果。

[おいしい見分け方]
いぼが密集していて、ずっしりと重量感のあるもの。つやがあり、緑色が鮮やかだと新鮮。

[保存方法]
種と白い綿と取り除き、水気をよく切ってからラップをして保存。スライスして冷凍してもOK.

【パイナップル】6~8月:お肉の消化を助けてくれる

[こんな時に効く]
疲労回復や夏バテ防止、美肌効果、消化促進のほか、食物繊維が豊富なので便秘解消に。

[おいしい見分け方]
お尻の部分が太いものは甘味が強い。葉が枯れて香りが強くなってきたら食べごろ。

[保存方法]
熟していなければ、常温で。熟せば2日くらい、冷蔵庫で1週間。カットして冷凍保存し、凍ったまま食べても◎。

【空心菜】6~8月:油と一緒にとるとよりいい

[こんな時に効く] 
肩こりや頭痛、美肌つくりに効果あり。老化や貧血、生活習慣病の防止にも。

[おいしい見分け方]
葉や茎にハリがあり、緑色が鮮やかでみずみずしいものを。

[保存方法]
水で湿らせたキッチンペーパーなどに包んでからビニール袋に入れて、冷蔵庫で保存。

【きゅうり】7~8月:冷房による体調不良に

[こんな時に効く]
夏バテの疲労の回復や、冷房による体調不良、むくみに。二日酔いにも効果あり。

[おいしい見分け方]
表面のとげは鋭いと新鮮。緑色が濃く、太さが均一なものを。黄色みがかったものは避けて。

[保存方法]
水気をよく拭き取り、新聞紙にくるんで常温か冷蔵庫で保存。ヘタの部分を上にして立てて保存。

【なす】8~9月:体を冷やしてくれる

[こんな時に効く]
体を冷やす効果があるので暑さが強い時に。高血圧や便秘、肥満防止にも。

[おいしい見分け方]
ヘタの色が黒く、ガクのとげが鋭いものを。皮の色は濃く、ツヤとハリがあるものがベター。

[保存方法]
低温に弱いため、新聞紙に包んだりビニール袋に入れて常温保存。冷蔵庫で保存するときはビニール袋に入れて。

【トマト】6~8月:リコピンで日焼け対策

[こんな時に効く]
リコピンの働きでシミやそばかす、しわの予防や美白効果。整腸作用も。

[おいしい見分け方]
裏側の星のような印がはっきりしているものが甘い。ヘタは緑で、皮は赤くハリがあるものを。

[保存方法]
完熟したものはビニール袋に入れて冷蔵庫で保存。緑の部分がある場合は常温保存で完熟させて。

【とうもろこし】6~8月:むくみをスッキリ解消

[こんな時に効く]
むくみの除去やコレステロールを低下させる働きがあります。髭の部分は煎じて飲むと夏バテ&むくみ防止になります。

[おいしい見分け方]
皮は鮮やかで深い緑色、髭は褐色、粒は均一でびっしりとついたものを。

[保存方法]
鮮度が落ちやすいため、手に入れたその日のうちにゆでて、冷蔵庫か冷凍庫で保存。

【しそ】6~7月:水太り解消に効果あり

[こんな時に効く]
食欲促進や健胃作用に、咳・たんの緩和。花粉症などのアレルギーにも効果あり。

[おいしい見分け方]
葉先までぴんとしていて、色は変色がなく鮮やかなもの。香りが強いものも◎

[保存方法]
水を含ませ、しぼったキッチンペーパーなどで包み、タッパーやビニール袋にいれて冷蔵保存。

【あゆ】6~8月:ホルモンバランスを整える

[こんな時に効く]
骨粗しょう症や骨軟化症、高血圧の防止のほか、ストレス緩和や生殖能力の増進も。

[おいしい見分け方]
全体が黄褐色でおなかにハリがあり、胸びれの上の黄色の斑点が鮮やかなものを。

[保存方法]
空気に触れないようラップをし、冷凍保存。甘露煮などに調理して保存しても。

 

【モロヘイヤ】7~9月:野菜ナンバー1の栄養価

[こんな時に効く]
カロテン、ビタミンCなど様々な栄養価がトップクラス。青菜の少ない夏場の貴重な栄養源で、夏バテや胃の疲れ解消に強い味方。

[おいしい見分け方]
葉先や茎の切り口が黒ずんでない新鮮なもの、葉の緑が濃くハリがあるもの。

[保存方法]
葉をタッパーなどに入れて冷蔵保存。またはさっとゆでて冷凍保存。

【メロン】5~8月:飲み会の翌朝におすすめ

[こんな時に効く]
体内の塩分調整やコレステロール低下、二日酔いした朝にも効果が。

[おいしい見分け方]
網目のある品種は網目が盛り上がり、ハリのあるものを。網目がないものは変色がないものを。

[保存方法]
種を取り除き、ラップをして冷蔵庫へ。(2~3日間)ジュースやシャーベットにしてもOK。

 

【梅】6月:夏のお弁当を雑菌から守る

[こんな時に効く]
クエン酸の効果で夏バテ防止や疲労回復。消化吸収を促進するので、下痢や便秘にも効果あり。

[おいしい見分け方]
青梅は固くて粒がそろっているものを。傷や斑点があるものは鮮度が落ちているため、避けて。

[保存方法]
梅干しや梅シロップ、梅酒、梅ジャムなどに加工して保存。

 

【ブルーベリー】6~7月:目の疲れや痛みに

[こんな時に効く]
疲れ目やかすみ目、視力回復に。がんや高血圧、生活習慣病の予防にも。

[おいしい見分け方]
実が大きくてハリがあり、色も濃く鮮やかなもの。白い粉(ブルーム)が均一についているもの。

[保存方法]
冷凍しても風味が損なわれにくいため、水分を良く拭き取り、フリーザーパックなどに入れて冷凍保存。

 

【カツオ】5~6月:胎児から老人まで頭がよくなる

[こんな時に効く]
疲労回復や貧血予防、コレステロールの減少、記憶力アップなどの効果が。

[おいしい見分け方]
切り身なら血合いがはっきりしていて赤色が鮮やかなもの。茶色に変色しているものは避けて。

[保存方法]
刺身やたたきで余った場合は、カツオフレークや角煮、カツオでんぷなど調理して冷蔵・冷凍保存。

 

【アジ】5~7月:頭痛、肩こりに

[こんな時に効く]
記憶力アップや老化防止に。コレステロールの低下、血栓や心筋梗塞などの予防にも。

[おいしい見分け方]
目は濁りがなく、エラは新鮮な紅色。ヒレはピンとハリがあり、腹が高く盛り上がっているものを。

[保存方法]
みりん干しにしたり、身をほぐしそぼろにして冷凍するなどすれば、保存も可能。

 

秋が旬の食べ物 9,10,11月

ついつい食べすぎちゃうほど、何でもおいしい実りの季節。

食べ過ぎで肥満、便秘にならないように食物繊維を忘れないで。

旬のものをうまく取り入れればおいしいうえにヘルシー。乾燥しているので美肌効果のある食材も。

そうして夏の疲れを癒し、冬への準備をしましょう。

 

【栗】9~10月:足腰の疲れも回復させる

[こんな時に効く]
食物繊維が豊富なので便秘解消に。疲労回復や貧血予防、血糖値を下げる効果も。

[おいしい見分け方]
皮にツヤがあり、ずっしりと重みのあるものを。黒みがかったものは古い可能性があるので避ける。

[保存方法]
新聞紙やビニール袋にいれて冷蔵庫で保存。また、ビニール袋にいれて冷凍すれば半年ほど保存ができる。

 

【しめじ】9~10月:食欲を抑えてくれる成分も

[こんな時に効く]
胃腸の働きを整え、髪や皮膚の老化を防止。美肌効果もあり、低カロリーなのでダイエット食品としても◎。

[おいしい見分け方]
カサにハリがあり丸く、根元は白くて膨らんでいるもの。カサが白いものは避ける。

[保存方法]
水気をよくふき取り、ラップをして冷蔵庫へ。子房に分けて冷凍保存してもOK.

 

【キウイ】10~12月:1個で一日に必要なビタミンが

[こんな時に効く]
ビタミンCが豊富で、肌荒れに効果が。消化を助けるので肉類を食した後に。便秘解消にも。

[おいしい見分け方]
表面のうぶ毛が揃っていて、軽く握ったときに弾力がある。皮は黒くなく薄茶色のもの。

[保存方法]
熟すまでは常温保存。リンゴやミカンと一緒にビニール袋に入れておくと早く熟させることができる。

 

【梨】9~11月:解熱作用&風邪に効く

[こんな時に効く]
高血圧の改善や便秘の解消、疲労回復など。解熱作用があるので風邪気味の時にも。

[おいしい見分け方]
皮の色むらがなく、軸がしっかりしたものを。皮のザラザラ感は熟すにつれてツルツルになる。

[保存方法]
乾燥を防ぐため、ビニール袋に入れたり新聞紙に包んで冷蔵庫(できれば野菜室)にいれる。

 

【お米】9~11月:すべての栄養素をバランスよく。

[こんな時に効く]
米は大切なエネルギー源。玄米なら便秘解消や疲労の回復。雑穀米なら不足しがちな栄養素を摂取できる。

[おいしい見分け方]
表示をチェックし、なるべく新しいものを。新米を炊くときは水加減を少なめに。

[保存方法]
風通しがいい冷暗所か、密封容器に小分けして冷蔵庫で保存。虫よけに鷹の爪を一本入れるとよい。

 

【さつまいも】9~10月(貯蔵されて水分の少なくなった1~3月頃も味がよい):便秘解消&美肌づくり

[こんな時に効く]
腸の働きを活発にするため、便秘解消・改善に。風邪予防や美肌づくりにも効果が。

[おいしい見分け方]
紅色が濃く、太くてずっしりと重量感があるものを。髭が多かったり斑点があるものは避ける。

[保存方法]
新聞紙に包むか段ボール箱にいれて、風通しのいい場所で常温保存。冬場は気温が下がるため室内で。

 

【しいたけ】9~11月:血圧とコレステロールを調整

[こんな時に効く]
血中コレステロールを下げるので、高血圧や動脈硬化を予防する。骨や歯も丈夫に。

[おいしい見分け方]
肉厚で、カサがあまり開いておらず、裏側が白いものを。軸は太くて短いものがおいしい。

[保存方法]
ラップやタッパーで冷蔵保存。また、汚れやごみを拭き取ってから冷凍しておくと使いやすい。

 

【大豆】9~11月:女性ホルモンのバランス改善

[こんな時に効く]
美肌効果や骨粗しょう症の改善。ホルモンバランスを回復するために、生理不順や更年期障害にも。

[おいしい見分け方]
粒が揃っていて色つやのいいものを。手間はかかるが缶詰よりも乾燥大豆を選ぶとおいしさも違う。

[保存方法]
茹で大豆は小分けにしてフリーザーパックで冷凍保存しておくと、スープや煮物にも使いやすい。

【するめいか】8~11月:ダイエット・美容に活躍

[こんな時に効く]
血中コレステロールを下げたり、中性脂肪を減らす。また、生理不順にも効果が。

[おいしい見分け方]
身はつやがあり、色は透き通ったものを。くすんでいるものは避ける。目が澄んでいて飛び出しているものも◎。

[保存方法]
下処理をしてから水けをふきとり、ラップをして冷蔵・冷凍庫へ。醤油漬けにしてもOK。

【さんま】9~10月:血液がさらさらに。

[こんな時に効く]
血液をサラサラにする効果があるため、脳血栓や心筋梗塞などの予防に。貧血予防、改善にも。

[おいしい見分け方]
体が太っているものは脂がのっている。また、口の先が青色いものは鮮度がよい証拠。

[保存方法]
冷凍保存する場合は内臓をきれいに洗って、水気をよく拭き取り、ラップをしてからフリーザーパックに。

【チンゲン菜】10~12月:がん・生活習慣病予防に。

[こんな時に効く]
がんや生活習慣病、骨粗しょう症の予防。便秘の緩和や疲労回復にも。ただし、妊娠中は過剰摂取に注意。

[おいしい見分け方]
葉の緑色が濃く、肉厚なもの。株の切り口がみずみずしく変色していないものを選んで。

[保存方法]
ラップに包むかビニール袋に入れて、立てて冷蔵庫に保存。ゆでたものを小分けにし、冷凍しても便利。

【牛乳】寒くなってから:ストレス・イライラに

[こんな時に効く]
風邪や冷え症、貧血の予防。イライラを鎮めたり、快適な睡眠を促す作用も。

[おいしい見分け方]
表示を確認し、なるべく新鮮なものを。濃縮や低脂肪など、好みによって選び分ける。

[保存方法]
常温で放置せず、すぐに冷蔵庫へ。開封後は口をしっかり閉じ、できるだけ早く飲む。

【くるみ】9~11月:美肌、美髪、バストアップ

[こんな時に効く]
基礎体力を高めて疲労も回復できるので病後の回復期に。肥満や老化の防止にも。

[おいしい見分け方]
殻の色が薄いほど新鮮。重みがあるものを選んで。穴があると虫がいる可能性があるので注意。

[保存方法]
脂質が多く参加しやすいため、殻つきのまま保存を。湿気は避け、常温で保存すれば2~3か月はもつ。

【りんご】9~11月:一日一個で医者いらず。

[こんな時に効く]
整腸作用があり、便秘にも下痢にも効く。がんや生活習慣病予防に。皮はアルツハイマー予防に。

[おいしい見分け方]
皮の色が鮮やかで、ハリとつやがある。軸がしっかりしていて、重量感があるものを。

[保存方法]
冬場は新聞紙や段ボール箱に入れて、涼しい場所で常温保存。冷蔵庫で保存するときはビニール袋に入れて。

【さば】10~12月:口内炎の予防や改善に

[こんな時に効く]
生活習慣病の予防に。脂質にはコレステロールを下げる作用も。口内炎や口角炎にも効果あり。

[おいしい見分け方]
身が引き締まってかたく、青光りしているもの。澄んだ目をしているものも新鮮。

[保存方法]
傷みやすい魚なので、酢でしめてしめさばにしたり、煮つけやみそ煮にして。

【鮭】9~11月:免疫力を高める

[こんな時に効く]
免疫力アップで自然治癒力を高める。目の疲れや乾燥肌、ストレス、味覚の改善などにも効果が。

[おいしい見分け方]
身がしまって弾力があり、銀鮭なら薄い紅色、紅鮭なら濃い紅色のものを。

[保存方法]
3日以上保存するときは塩をふるか冷凍を。みそ漬けなどにすればもう少し長く保存できる。

冬が旬の食べ物 >>12月・1月・2月

エネルギーを温存するため、代謝が滞る冬眠の季節。

パワーを蓄えるための代謝が悪くなります。おなかの調子を整えてくれる食べ物や、体を温めてくれる食べ物が多くあります。

便秘・風邪・冷え・肌荒れ・・・冬の悩みも旬の食材が解決してくれます。不足しがちなビタミンは柑橘系で補って。

 

【セロリ】11~3月:生理不順、生理痛にも

[こんな時に効く]
便秘や頭痛、ストレスに作用するほか、デトックス効果が。抵抗力を高め、風邪の予防にも。

[おいしい見分け方]
香りが強く、葉が固くて青いもの。茎は太くて内側への反りが浅いものがいい。

[保存方法]
茎と葉を切り分け、葉はビニール袋に入れて立てた状態で冷蔵庫へ。茎は水に入れたコップにさしておくと◎。

 

【白菜】11~1月:便秘、大腸がんを予防

[こんな時に効く]
免疫力を高め、風邪予防に。利尿作用があり、二日酔いにも効く。便秘の解消効果も。

[おいしい見分け方]
葉が詰まっていて、重量感のあるものを。カットしてある場合は芯の高さが1/3以下のものを。

[保存方法]
まるまる1個の場合は新聞紙に包み冷暗所へ。カットしてある場合はラップをかけて冷蔵庫へ。

 

【ほうれん草】11~12月:貧血、めまいを感じたら

[こんな時に効く]
肌荒れや肌の老化を防ぐ美容効果に、風邪予防、貧血気味や虚弱体質の人にも◎。

[おいしい見分け方]
色が濃く、葉が肉厚なもの、根元の赤色が強いものを選ぶ。葉先が変色しているものは避けて。

[保存方法]
ビニール袋に入れて、立てた状態で冷蔵庫で保存。冷凍保存で保存の場合は、ゆでたあと固くしぼってからラップに包んで。

 

【ねぎ】11~2月:血行を良くし、体を温める

[こんな時に効く]
血行を促進し体を温める効果のほか、風邪の予防や解熱、のどの痛みにも。疲労も回復する。

[おいしい見分け方]
緑と白色の差がはっきりしているもの。白い部分が長く、つややかでハリのあるものを選ぶ。

[保存方法]
新聞紙に包み、冷暗所で保存。小口切りにしてから小分けにし、冷凍庫で保存してもよい。

 

【ごぼう】11~2月:便秘や太りすぎに効く

[こんな時に効く]
腸の調子を整えるので、便秘の解消・改善に。がんや老化の予防やデトックスの効果も。

[おいしい見分け方]
太さが均一でまっすぐに伸び、ひげ根が少なくヒビが入っていないものを選んで。

[保存方法]
なるべく泥付きのままで保存。湿らせた新聞紙に包み、根の方を下にして冷暗所で。

 

【大根】12~2月:おなかスッキリ&冷えにも

[こんな時に効く]
咳やたん、のどの痛みに効果あり。また、消化促進や余分な塩分の排出、便秘などにも効く。

[おいしい見分け方]
葉が青く、ずっしりと重みのあるもの。根の方の皮はつやがあると新鮮。

[保存方法]
葉を切り落とし、根は新聞紙に包んで涼しい場所で保存して。葉はゆでて冷凍保存してもOK。

【春菊】11~3月:風邪や感染症の予防に

[こんな時に効く]
春菊独特の香りが自律神経の作用に。消化の促進、精神の安定や肌荒れ、咳に効果が。

[おいしい見分け方]
色が濃く、香りが強くてみずみずしいもの。茎が太かったりかたいものは避けて。

[保存方法]
湿らせた新聞紙に包み、茎を下にして冷暗所や冷蔵庫で立てて保存。ゆでて冷凍庫で保存しても。

 

【にんじん】10~2月:肌や目の乾燥に潤いを

[こんな時に効く]
免疫力を高めて風邪を予防する。乾燥肌やドライアイを防ぎ、潤いを与える効果も。

[おいしい見分け方]
表面の凸凹が少なく、葉の部分が黒ずんでいないものを。また、色の濃いものはカロテン含有量が豊富な証拠。

[保存方法]
新聞紙に包み、冷暗所で保存。乾燥を避けるため、夏場はビニール袋に入れて冷蔵庫へ。

 

【豚肉】通年:体と心の疲れを回復

[こんな時に効く]
疲労回復や虚弱体質の改善、貧血予防に。体力づくりや老化防止、ストレスの緩和にも。

[おいしい見分け方]
淡いピンク色で、つややかで弾力のあるものを選ぶ。ドリップ(肉汁)が出ていないかもチェック。

[保存方法]
ラップに包んで冷蔵庫で保存。かたまり肉であれば1週間くらいはもつ。冷凍にしてもよい。

 

【牛】通年:貧血、低血圧を改善

[こんな時に効く]
体力を回復させたいときや食欲がない時に。足腰のだるさやめまい、むくみなどにも効果が。

[おいしい見分け方]
赤身は赤色が濃く、きめが細かいものを。色が黒ずんでいるのは鮮度が落ちている証拠。

[保存方法]
ラップでしっかり包んで冷蔵庫へ。ひき肉は腐りやすいので早めに調理するか、冷凍保存して。

 

【まぐろ】11~1月:頭がよくなるDHAが豊富

[こんな時に効く]
コレステロール値を下げるほか、高血圧や動脈硬化の予防に。脳の働きを良くする効果も。

[おいしい見分け方]
赤身は色が鮮やかでトロはピンク色でねっとりしたものを。また、切った角が立っているものを選んで。

[保存方法]
サクの場合はラップをかけて冷蔵庫で保存。醤油漬けや角煮、フレークにして保存しても。

 

【鶏肉】通年:美肌を作るコラーゲン

[こんな時に効く]
免疫力のアップや貧血、目の疲れ、老化防止に効果が。コラーゲンが豊富なので美肌づくりにも効果。

[おいしい見分け方]
皮のぶつぶつが立っていて、身の色はピンクでつややか、脂の部分は透明感があるものを。

[保存方法]
肉類の中でも特に傷みが早いので、なるべく早く調理する。あるいはラップできっちり包み、冷凍。

 

【ゆず】10~12月:女性の肌荒れ&冷え症に

[こんな時に効く]
風邪や貧血に効果があり、整腸作用、疲労回復などにも。果汁にはヒビやあかぎれに効く成分も。

[おいしい見分け方]
皮が厚くてかたいもの。表面に傷や黒ずみがなく、色鮮やかなものを。

[保存方法]
冬場は新聞紙に包み、冷暗所で保存。暑い季節はラップをして冷凍庫へ。皮を天日干しにしたり、小分けにして冷凍しても。

【みかん】9~1月:風邪に負けないビタミンC

[こんな時に効く]
免疫力を高めるので風邪予防に。乾燥肌やシミ、シワ、ニキビ予防で美肌作りにも。

[おいしい見分け方]
横から見たときに平らで、橙色が濃く、表面がしっとりしているもの。ヘタの切り口は小さいものを。

[保存方法]
湿度・温度が高い場所は避けて、風通しのいい冷暗所に保存。箱で買ったときはふたを開けた状態で。

【ぶり】12~3月:肩こり、腰痛、ストレスに。

[こんな時に効く]
高血圧や白内障、認知症、貧血などの防止に。肩こりや腰痛、ストレスにも。

[おいしい見分け方]
目が澄んでいて身がしまったものを。切り身の場合は血合いの色が鮮やかで、身が割れていないものを。

[保存方法]
一尾のものは内臓を取り、水気を拭き取ってラップに包む。アラは軽く塩をふってラップし、冷蔵庫で保存。

 

【鯛】12~3月:生活習慣病を防ぐ

[こんな時に効く]
生活習慣病や皮膚疾患の予防・改善。食欲がない時や疲労感が溜まっているときにも。

[おいしい見分け方]
身が厚く、尾に幅があって太っているもの。また、目の上が輝いているものは鮮度が高い。

[保存方法]
うろこ、内臓をとり、水気を拭き取ったらぴったりとラップで包む。鮮魚ではめずらしく4~5日くらい日持ちする。

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