にいがたせんべ (手遊び)新潟県
歌詞
にいがたせんべ しおせんべ
どのせんべが やけたかな
遊び方
円になって座り、両手の平を前に出します。
鬼が歌に合わせて人差し指でその手の平を一枚ずつ指していきます。
「やけたかな」で当たった手の平を裏返します。
遊び方のポイント
テンポを間違えないようにしましょう。
「にいがた・せんべ」ではなく、「にい・がた・せん・べ」と指を動かすようにします。
せんべいの種類を変えるときは子どもたちに考えてもらいましょう。
今では「おせんべ」と歌うところが多いようです。
住んでいる地域によって「○○せんべ」と地元のせんべに変えて歌ってもいいですね。
また、「しおせんべ」だけでなく「しょうゆせんべ」や「のりせんべ」なども美味しそうですよ。
「やけたかな」で当たった子の手のひらを返しながら、「○○ちゃんは次はどんなせんべが食べたい?」といった声をかけをしたり、歌の前後にせんべを作るしぐさや食べるしぐさなど加えてもいいですね。
わらべ歌にまつわる豆知識
新潟といえばやはり米どころ。
せんべには米が欠かせませんよね。
このわらべうたは、そんな新潟県のわらべ歌です。
新潟には“新潟せんべい王国”(新潟県新潟市)もあるそうで、せんべいの手焼き体験もできるとか。
もともとは小麦粉を練ったものを油で固めた煎餅(いりもち)が起源といわれているおせんべい。
その製法は弘法大使が唐(中国)から持ち帰ったとされ、そこからさらに小麦粉・卵を原料とするもの、米を原料とするもの、ジャガイモなどのでん粉を原料とするものなどに分かれていきました。
“塩せんべい”は農家の人が、残ったご飯を使って作ったとされる下級のせんべいでしたが、江戸時代には人気が高まり、駄菓子屋や縁日などで売り出されるようになったということです。
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