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絵本選びのポイントは?子どもの心に響く絵本とは?

公開日: : 最終更新日:2020/02/06 絵本の世界

     

絵本を読むとき、どのようなところに注目して絵本を選んでいますか?

絵?作者?それとも自分が知っている絵本?読んでみて面白かったから?

理由はいろいろありますね。

 

 

我が国で出版されている児童書は約30000冊、その中で絵本だけで7500冊もあります。

絵本にもブームがあり、大人が楽しめる絵本も近年ではたくさん出版されるようになりました。

しかし、そういった絵本も子どもたちに受け入れてもらえず、初版のみで絶版になってしまうものもたくさんあります。

 

そして、新聞や雑誌の書評が話題性を重視するために新刊を中心として店頭に並ぶため、本来子どもに必ず読んでほしいような絵本はほとんど紹介されなくなってきています。

では、どのようにして数ある絵本の中から子どもに合った絵本を選んであげたらよいのでしょうか?

絵本から得られるもの

安全な絵本を選ぶ3つのポイント

絵本は内容が絵で描かれていて、物語りなどの文章をつけて読ませるものです。

子ども向けの内容のものが多くありますが、大人が読んでも読み応えのあるものや大人対象の絵本もあることを知っておきましょう。

 

幼児向きのものは、まだ十分に文字が読めないため、大人が物語を読み聞かせつつ、絵を眺めさせるというものが一般的です。

これによって言葉とイメージ(視覚から得た情景)を関連付けさせ、言葉の意味を学習する一種の家庭教育的な効果も期待されますが、より日常的な場では、単に娯楽という側面が強くあります。

 

そのため、子どもが観るもの・聴くもの として大人は絵本を選びましょう。

 

🔶絵本選びのポイント🔶

1.聞いている言葉から自然に文体感覚が身に付くような美しい日本語で書かれているもの。

2.見ている絵から自然に美的感覚が身に付くようなデッサンのきいた絵で描かれているもの。

3.子どもの発達段階にあった絵本。

子どもの心の成長によって、子どもが楽しめるものや興味を引くものは変わっていきます。

 

「これがおすすめです!!」

といわれても話の内容が難しかったり、子どもが楽しめないものでは意味がありません。

年齢によって絵本を選ぶというのはそういったことが考えられるからです。

🔶こちらは大人向け絵本🔶

空の絵本 (講談社の創作絵本) [ 長田弘 ]

価格:1,512円

君のいる場所 [ ジミー ]

価格:1,404円

今は大人向けの絵本も多く出ています。

自分の心に響く絵本を探してみるのもおもしろいですよ。

 

 

【年齢別】絵本の選び方

◆3~4歳 絵本の選び方

この年頃の子どもは、いろいろな物に興味をもつ多感な時期です。

また、多感なゆえに刺激の強い物に興味を持ち楽しみます。

 

しかしながら刺激の強い物(TVや、光を放つおもちゃなど)を与えすぎてしまうと、子どもの情緒は不安定になってしまいます。

落ち着いた気持ちで一日を過ごすためにも絵本を読むといいでしょう。

夜、寝る前に絵本を読むことを習慣にするとリズムがつくられ、子どもは安定します。

【3~4歳】に読んであげたい絵本おすすめ15選

 

 

◆4~5歳 絵本の選び方

子どもの好みもはっきりしてきて、絵本選びが少し難しくなるころです。

また、この時期の子どもたち向けには知育・早期教育を含め、数多くの絵本が出版されていて

 

「どの絵本を選んだらいいかわからない」

という声が多く聞かれる年齢でもあります。

基本は「ものがたり絵本」を中心に、お子さんと楽しむことがおすすめです。

【4~5歳】に読んであげたい絵本おすすめ15選

 

 

5~6歳 絵本の選び方

この歳になると、そろそろ文字を覚えて自分で字が読める子どもがでてきます。

しかし、自分で読み始めると途端に文字に集中してしまい物語を楽しむことができなくなってしまいます。

 

絵本は言葉を耳から聞いて、絵を読んで、創造の世界を楽しむもの。

 

「文字を読む楽しみ」と「絵本を読む楽しみ」は全く別の事だと言えるでしょう。

文字は言葉を記号化したものです。

 

文字の獲得の前に、その子の中にたくさんの「言葉」が必要です。

読み書きの前に、「聴く」「話す」ができる事が大切なのです。

小学校2年生くらいまでの読書は自分で読むのではなく読んでもらうことが大切です。

【5~6歳】に読んであげたいおすすめ絵本14選

 

 

読み聞かせが大事というのはなぜ?

自分で読めるようになったら読み聞かせをしなくてもいいのでは?

と思うかもしれませんが、文字を読むということは子どもにとっては大仕事。

 

小学校になってからようやくひらがなを習い、一文字ずつ読めるようになります。

 

それを

「字が読めるから」

と言って読むことをやめてしまっては子どもの楽しみを奪ってしまいます。

 

そもそも子どもは「お話」が大好きです

 

わが子たちの通うシュタイナー学園ではどの学年でも必ずお話を聴く時間があります。

自分で読書をする時間ではなく お話を聴く時間です。

 

お話を聴くということは

1.人の話を聴く力と、ものを見る眼が育ちます

2.子どもの心が豊かになります(ファンタジーの世界)

3.子どもの言葉が豊かになります(言葉の獲得)

 

そして、家庭での読み聞かせは 親子の豊かな心のふれあいができます

 

子どもを確実に本嫌いにしてしまう原因は

「早くから文字を教える」

「自分で読ませる」

「読み終えたら必ず感想を聞く」

 

だそうです。

 

反対に本好きな子どもに育てるには

「早くから文字を教えない」

 

なぜなら、文字は言葉を記号にしたものにすぎないからです。

まず必要なのは「言葉の獲得」です。

そのためには

「美しいことば」

「心のこもった言葉」

を耳からたくさん聞くことが大事です。

 

そして

「自分で読むのではなく、読んでもらう」

 

言葉を耳から聴くことが大事です。

早くに文字を覚えて本を読んでいる子は、文字を読んでいるだけで物語を読んではいません。

「ことば」をもとに、イメージを描いてその世界を体験し楽しむことが読書です。

そして、

「読んだら読みっぱなし、感想をきかない!」

読み終えた子どもの心は感動でいっぱいです。心からの感動を大切にしましょう。

 

 

子どもに絵本は必要なの?

世界で最初の絵本は18世紀イギリスで生まれました。

絵本はことばと絵の関係を効果的に機能させ、読者の理解を広く豊かにするため様々な手法が用いられるようになりました。

 

20世紀が進むにつれて、絵本はことばと絵の関係が明確でわかりやすい作品は少なくなり、読者の理解力を試され、自分で解釈するように求められる曖昧な読後感を残す作品が増えていきました。

こういったことから、子どもにとって絵本は本当に必要であるとは言えないかもしれません。

しかし、テレビやインターネットの普及によってコミュニケーションが不足している今の時代、絵本は親子の絆を結ぶ大切なものとなっているでしょう。


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    • ガーデニング、おやつ作り、キャンプ、
      読書が趣味の主婦。
      元保育士で現在3人の子どもとシュタイナー教育実践中。
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