「かわいい子には旅をさせろ」初めての新幹線の旅

子育て日記

『 かわいいこにはたびをさせよ』ということわざがありますが、皆さんはどう思いますか?
意味は、我が子が可愛いなら、親の元に置いて甘やかすことをせず、世の中の辛さ
や苦しみを経験させたほうがよいということ。
今回、離れて暮らしている旦那さんのところへ、子どもだけで初めて新幹線に乗せて
いかせることにしました。そして台風18号が非常に強い勢力で接近中・・・。この
3連休は交通機関に影響する可能性もありそう・・・(◎_◎;)
親の私は、子どもだけで新幹線に乗せても大丈夫か??初めて子どもたちだけで行け
るのか??と不安ばかり・・・。
子どもに「怖くない?大丈夫??」とあれこれ聞くのに対して、子どもは「なんで
怖いの?全然平気だよ!!」の返事。たくましいというか、心強い言葉をもらって、
こちらの方が安心させられるというか、なんというか・・・(;^_^A
色々不安もあったので、とりあえず新幹線は指定席、駅は一区間だけで降りるよう
にしました。そして、ホームで降りたら、すぐに親が待っているという状態にしました。
なので、心配だったのは新幹線を降り損ねないか・・・ということ。
しかしそんな心配をよそに、ちゃんと降りることができたのでほっとしました。
なんだかんだで心配するのは親だけなんですよね。意外と子どもって強い。
でも、子ども2人で行かせたというのも、心強かったのかもしれません。上の子は
いつもはぼーっとしているタイプですが、いざとなると動けるみたいで、「次は
○○駅って言ってた。降りる駅?」とか「どこまで一緒?ここからは?」といろいろ
聞いてきました。そして、下の子は初めてのことにウキウキしている様子で、「お
茶飲んでもいい?」とか「電車に乗ってる人って、ゲームしてる人が多いね。」と
かマイペースな会話でした・・・(;^_^A。ついでに言うと、新幹線に乗りたがって
た末っ子をなだめたりしてました。そんなこんなで、プチ旅行をした我が家の子ど
もたち。きっと、精神的にも一回り大きくなったことだと思います。(親の希望??)
どの時代もそうですが、小さい子どもが犯罪や事故に巻き込まれることが多々あります。
しかし、今の親・・・ちょっと前までの親の多くは過保護で旅に出さず、自分の手元
で甘やかすだけだったので、今の様な異常な犯罪が増えている傾向にあると思います。
対人面のストレスに異常に弱い人になったり、自分では何も考えれない様な大人になり
常識外れな犯罪を平然としてしまう様な時代になりました。
そんな子どもを育てる親には2パターンあります。
「子供を、いつまでも温室の中で育て続け、外部との抵抗を遮断する親」
「子供には、あえて外の世界に揉まれて、免疫力をつけてもらおうとする親」
将来子供が自立できるようになるためには「外の世界に揉まれて免疫力をつけよう
とする親」になる必要があります。
自分の子どもが、かわいいからとはいえ、いつまでも温室の中で育てていては、強く
育ちません。温室育ちだからこそ、つらい外の世界に出てもらって免疫力をつけて
いくことが大切なのです。
『かわいい子には旅をさせよ』のことわざは、旅に限らず、親が先回りして、困難
や危険を排除するのではなく、色々な体験をさせましょうということを教えてくれて
います。つまり、親はある程度、突き放すぐらいの気持ちで子どもに接することも必要
ということ。そして、親の居なくなった後でも生きていく力を子どもにつけておくべき
だということです。親の庇護の下、育った子どもは、あとで苦労することになるからです。
全部取り上げてしまうと、そのものへの興味が奪われてしまいます。子どもの好奇心の
芽を摘み取ってしまうことになります。子どもには、色々な体験をさせることがとても
大切です。また、危険なものであることも知るべきなのです。
そして、親としての覚悟も必要だということも学ぶことができた新幹線の旅でした。

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