ニキーチンの積み木あそびとは?

ニキーチンの幼児教育

ニキーチンの積み木遊びとは、ロシアの教育者ボリス・p・ニキーチンが考案した積み木です。

ニキーチンは7人の子どもを才能豊かに、そして個性豊かに育て上げたことから注目を集めました。

日本に『ニキーチンの知育あそび』の本が紹介されたころ、かつてないカラフルな色使いやゲーム的な要素が親たちをも魅了しました。

積み木を手作りするために、東京都内のとあるホームセンターの木工売り場に母親たちの行列ができたという逸話があるほど。

ニキーチンの知育あそびに使われるおもちゃとニキーチンの育児が分かる本をご紹介します。

 

ニキーチンのおもちゃ

1.模様づくり・パターンカード

積み木の前にカードでイメージあそびができるパターンカード。「模様づくり」の積み木と組み合わせてあそべる、ニキーチン積み木の導入的存在のカードです。描かれている図形の積み木と同サイズのため、カードの上に積み木をおいて当てはめながらあそぶことができます。

 

2.模様づくり


色や形を組み合わせて、幾通りものあそび方ができます。子どもの手のひらに乗るおおきさの立方体の積み木16個のセットです。4つの色を使い、6面が違うよう塗られています。1~4色までの模様をたくさん作ることができ、平面的にも立体的にもあそぶことができます。

 

3.ユニキューブ

親もハマる!!立方体世界の不思議です。ある法則性をもって3色に塗られたキューブ27個を使って、色の並べ方であそぶ積み木。表面だけでなく、側面や裏面などの目に見えない面の色を考えることから、三次元空間を考える力を養うと言われています。

 

4.みんなの積み木


形の異なる7個の積み木を組み合わせていろいろな形をつくれるよう考えられたおもちゃ。見本に沿った形づくりから、子どもが自分で考えた形を創造するあそびまで、無限に近い組み合わせや形がつくれるそう。子どもたちの「真剣さ」を引き出してくれる!?考えれば考えるほど新しい組み合わせが!!

 

5.レンガセット

設計も組み立ても自分。気分はまさに建築家!1:2:4の比率になっているレンガの積み木を、正面、側面、真上の三方向からの図を見ながら、組み立ててあそべるよう考えられています。例題のあるものからはじめ、次第に自分で形を考えだしたりできるよう工夫されていますが、もちろんあそび方は自由です。

🔶積み木あそびの前に
ボリス・ニキーチンは『ニキーチンの知育あそび』の中で、「積み木あそびで育つ力は、科学的な考え方だけでなく、人生で起こるさまざまな問題を解決していくのになくてはならないもの」と語っています。
また、大人に向けてもこう言っています。
「子どもがあそびに関心を持つようにしむけるのはいいですが、無理じいしたり、あきあきするほどやらせてはいけません。成功したときは、うんとほめてやり、失敗したときは励ましてやってください。かならず自分でもやってみてください。くつろいだあそびの雰囲気をつくってください」
積み木から何かを『学ぶ』のではなく、大人も一緒になって子どもと対話をしながらあそぶことが大切です。決して子どもに物だけを与えて放っておくようなことはしないで・・・ということですね。

🔶ニキーチンの積み木の特徴とあそび方

 

ニキーチン・おすすめ本3選

ニキーチン夫妻の本は、子育てをする親の目線で書かれたものばかり。読んでいくと、夫妻が一つの方針で書いたのではなく、二人各々の立場から書かれているのがわかります。妻と夫、それぞれの個性がぶつかり合う様子から、育児の本質が見えてきます。

 

ニキーチンの知育あそび

ボリスさんが子どもたちのために熱中していたことのひとつに、おもちゃ作りがありました。子どもたちとあそびながら見つけた、あそび方やおもちゃの作り方がカラーの図面とともに詳しく紹介されています。

母親であることを学ぶ

子育てを終えたレーナさんが、その子育てを振り返って語った一冊。はじめて母になったときのこと、起こりがちな失敗談や、つけていた育児ノートの中身などが綴られていて、母親の気持ちを代弁してくれる本です。ニキーチン夫妻がより身近に感じられます。

ニキーチン夫妻と7人の子ども

育児書のベストセラー。ニキーチン夫妻の子育てが日本で知られるきっかけとなった一冊。日本をはじめ、各国で訳され、反響を呼びました。ニキーチン夫妻の考えが、二人交互の執筆という形で書かれており、読む人それぞれにいろいろなことを考えさせてくれます。

 

まとめ

いかがでしたか。ニキーチン夫妻の子育て、興味深いものがありますね。最近では本屋さんに知育おもちゃがいっしょに置かれていることが多くなり、そのなかにも「ニキーチンの積み木」を見かけるようになりました。やってみるとついつい大人もハマってしまう「みんなの積み木」。ぜひお子さんと一緒に楽しんでみてはいかがでしょう。

 

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