親が子どもに教えてあげたい大事なこと

家庭でできる教育

子どもが生まれてから幼稚園に行くまで教育なんてしなくてもいい!なんてことはありません。

0歳からでも3歳からでも家庭で教えるべきことはたくさんあります。

教育方法がたくさんある中で、実際に家庭でできるものって何だろう?と考えてみました。

 

モンテッソーリ教育をするなら、教具がないとむずかしいかな?

シュタイナー教育ってどうやったらいいだろう?

 

私自身もあれこれ悩んだまま子育てをしてきました・・・。

そして、多くの書籍を読んでいるうちに、どの教育者も共通していることがあると気がつきました。

それは、

「子どもの姿をしっかりとみる」

ということ。

いま、子どもは何を求めているのだろうか?

子どもは何をかんじているのだろうか?

そんなことに目を向け、耳を向けることが何よりも大切であるということに気がつきました。

そうはいっても、嫁として、妻として働く忙しいお母さん。

毎日の生活のなかでは心に余裕がもてなくなることもありますよね。

でも、知っているか知らないでいるかで、子どもへの接し方は変わってきます。

少し気にかけておきたいそれぞれの教育のポイントをまとめました。

 

家庭でできる子育てとは?

大人の5つの心がけ (モンテッソーリ教育)

1.一つひとつの動作をゆっくり見せる

注意や説明はできるかぎりしないでおきましょう。黙って動作を見せることが子どもによく伝わるコツです。

 

2.順序だてる

作業には段取りがあることを見せます。

何かするとき、順序だてる習慣は、子どもの計画性や先を見通す力などを伸ばします。

 

3.できないことは大人の姿を見せる

まだ使ったものを元に戻せない子どもには、大人が元に戻している姿を見せましょう。

繰り返し体験することで子どもも協力するようになります。

また、もとに戻す場所は明確になっているか、でているおもちゃは興味のあるものか、数は多すぎていないかなど、チェックすることも大切です。

 

4.「手伝ってもいい?」と言葉かけをする

どこがむずかしいのかを観察し、そこを手伝ってあげるだけで、子どもは一人でできた!という達成感を味わうことができます。

そのときは、急に手を出すのではなく、「手伝ってもいい?」と言葉かけをすると、親子の関係もうまくいきます。

 

5.繰り返すのは向上心の表れ

子どもは靴下を履いたり、脱いだりなど同じ動作を繰り返すことがあります。

これはその動作をマスターしようとしているから。

「もういいでしょ!」と言わずに「やりたい」気持ちが満足するまで続けさせてあげましょう。

>>家庭でもできる 覚えておきたいモンテッソーリ教育の6つのポイント

 

模倣する力(シュタイナー教育)

子どもは、親の礼儀や行儀を見習います。

真似によって、コピーします。

本来、親の礼儀や行儀がしっかりしていれば、ある程度は自然と子どもにも身につくはずです。

逆を言えば、親より礼儀や行儀がよくなることもありません。

親がやっていないことは、真似のしようがないからです。

親に追いつくことはできても、それ以上の礼儀や行儀は、どうすればいいのか分かりません。

もちろん子どもが多くの出会いの中で、親以上にしっかりした手本を見つけて、目標とすることはあるでしょう。

しかし、まだだいぶ先の話です。

子どもが幼い時期は、やはり親が一番の手本です。

すると、あることに気づきませんか?

親は子どもに礼儀や行儀のしつけをすることも大切ですが、それ以上に親が礼儀や行儀を整えることが、さらに大切なのです。

多くの礼儀や行儀が整っている親だからこそ、子どもも見習うべき点を多く見つけられ、コピーできるはずです。

「この年で今さらマナー教室なんて意味がない」と思っていませんか。

それは逆です。

今さらだからこそ、マナー教室に通う価値があります。

親になってからも、礼儀や行儀などのマナーを磨くことはできます。

マナーは、自分のためだけでなく、子どものためにもなるはずです。

そう思えば、「今さらマナー教室なんて」という考えが一転するのではないでしょうか。

なにより、技能を高めようと親が奮起している姿は、子どもにとっての前向きな刺激になるはずです。

「親が頑張っているなら、自分も頑張らなければ」と思い、親を誇らしく思うでしょう。

大人でも、まだまだ自分を磨くことはできます。

大人である親が輝くからこそ、子どもも輝くのです。

>>子育てがラクになる4つのヒント~シュタイナーの考える4つの気質

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