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絵本を読み聞かせるのはなぜ大切か?

公開日: : 最終更新日:2020/12/02 絵本の世界

     

子どもに絵本の読み聞かせをしていますか?

子どもに絵本を読んであげることで、得られるものがたくさんあるということは、みなさんご存知だと思います。

では、子どもに絵本を読んであげることはなぜ必要なのでしょう?

あなたは大切だと思いますか?

何世紀にもわたりお話を語ることは、家庭生活においてとても大切な役割を果たしてきました。

お話を暮らしに欠かせないものとして語ることにより、親たちは彼らの文化的な価値観を伝えてきました。

そして、お話を通じてたくさんの考え方が示され、語り合われ、試みられてきました。

ここでは、なぜお話を語るのか?どんな効用があるのか?どんな時間に語るのがよいのか?

についてご紹介していきます。

 

なぜお話を語るの?

読み聞かせをすること、それは親子の信頼関係であったり、子どもの創造力をふくらませたり、価値観を伝えることもできます。

お話を語り始めると、それによってもたらされるなにものにも代えがたい楽しさが、あなたをもっと語りたい気持ちにさせてしまうでしょう。

けれども、始めるにあたって適切な理由を求めたい人には、お話を語ることの効用をご紹介します。

読み聞かせの効用

🔶価値観を伝える

あらゆる地域社会でお話を語ることは子どもたちを教え導いたり、感情的にならずに諭したりするのに使われてきました。

お話を語ると”語らずに語る”ことができます。

「クモのアナシン」が欲に駆られて災難に陥ると、みんな大笑いします。

けれども聞き手は核心を学びます。

あなたが解決したいと思っている問題について語っているお話を見つけたら、お話のリストに加えてみましょう。

 

🔶文化的な理解を深める

お話を語ることを通して子どもたちはすぐれた言葉に出会います。

子どもたちの文学への理解力に磨きがかけられ語彙が増していきます。

物語の構成に対する認識が高まり、文章を書き始めるときの手助けとなるでしょう。

そして、子どもたち自身がお話を語りだしたなら、話す力も伸びていきます。

 

🔶感情を豊かにする

読み聞かせは、子どもたちの感情を豊かに育むのにすぐれた役割を果たします。

例えば、昔話を聞きながら子どもは危険に出会い、難題を解決し、冒険を共有するのです。

物語のヒーロー、ヒロインはこれらをすべて子どもに代わってやり遂げるのです。

このような物語は、「子どもたちが恐怖心や困難な状況を乗り切る能力が自身のうちにあると信じる力を得るのを助けてくれる」と心理学者は言っています。

物語は危険に遭遇し打ち勝つモデルを提示してくれているのです。

 

🔶想像力を育む

想像力を育むのに物語に勝るものはありません。

あなたが言葉だけでお話をつむぎ始めると、子どもはすぐに心の中の豊かな世界にどう入っていけばよいかを理解します。

子どもたちに、彼ら自身の想像力で描き出す世界をあなたとともに分かち合う時間を過ごさせてあげて下さい。

 

🔶心を通わせる

一番大切なことは、語りだした瞬間から生じる心の通い合いでしょう。

あなたが子どもとお話を分かち合う時、特別な魔法がかかります。

子どもがぴったりと寄り添ってきて、ともに絵本の世界に入り込み、お話が始まります。

子どもとお話を分かち合うのに、特別な技術は必要ありません。

心をこめて語ること語る時間さえあればよいのです。

 

どのようにお話をよむ?

どんな絵本を読んであげたら?どんな風に読めばよいの?と悩んでしまうことはありませんか?

ポイントさえ押さえておけばそんなに悩まなくても大丈夫です。

まずは大人がどのような状態で子どもに絵本を読んであげるのかを考えてみましょう。

 

🔶自分の言葉で語る

ただ書いてある文字を読むのでは、子どもは物語の世界には入りにくいものです。

本の世界観を感じながら、あなたの語り口で語ってみて下さい。

🔶おひざではねたり指あそび

幼い子どもたちに語るときには、抱っこして体を動かしたり、子どもたちが触ったりする場面をお話の中に作ってあげましょう。

例えば、「ショウガパンぼうや」では、ショウガパンぼうやが歌いながら駆けていくところで、子どもをひざの上に抱え、体をゆすってあげることもできるでしょう。

🔶参加型のお話

繰り返しのあるお話では、子どもたちは繰り返しの言葉、例えば、”走れ、走れ、いっとう速く・・・”をよろこんで一緒に唱えてくれます。

二、三度唱えてみせてから、ちょっと間をおいて目配せし、声に出していってくれるよう促してみましょう。

🔶技法

声の強弱、効果的な間、息継ぎ・・・これらの技法は聞き手の人数が多いときに留意する事柄です。

けれども、あなたが家庭で語るときには、あまり技法にこだわる必要はありません。

お話の中身こそが重要なのですから。

あなたがお話を語りたいと望むなら、子どもはきっと耳を傾けてくれます。

 

お話を語る時間

お話を語る時間は、忙しい現代においてはもはやかつてのように、毎日の生活のなかに確保されていません。

夕べにみんなが炉辺に集まりお話が語られたときは、テレビに取って代わられました。

私たちが、お話を望むのなら、まずはそのための時間を用意しなければなりません。

テレビのスイッチを切って家族を一昔前に戻そうとするのは、適切な方法とは言えません。

お話を語ることが役に立つ場面が日常生活の中にもまだまだたくさんあります。

いくつかあげてみましょう。

🔶長時間のドライブ

絵本を読むだけでなく、お話を作ったり、子どもにお話を作ってもらうのに最適な時間です。

🔶機嫌の悪い午後

参加型のお話や動作をともなったお話は、子どもたちのエネルギーをうまく消耗させてくれます。

🔶待ち時間

病院や空港などの待ち時間にお話は役に立ちます。

🔶お昼寝の時に

子どもたちをそっと眠りへいざないます。

🔶おやすみ前に

おやすみ前のお話と子どもたちを毛布でくるんであげる習慣はたくさんの家庭でまだ健在です。

この時こそお話を語り始めるのに最高の時間です。

 

あなたの一日を考え、お話を語るのに使える時間をチェックしてみましょう。

まずは1週間、毎日15分を使って家庭でのお話の時間を確立してみましょう。

そして、お話の時間になじんだところで、1日のうちもっと語ることが有効な時間にお話の時間を移してみましょう。

 

 

 

 

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      元保育士で現在3人の子どもとシュタイナー教育実践中。
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