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シュタイナー学校の7つの特徴

公開日: : シュタイナー教育

     

シュタイナー教育では従来の学校教育が行ってきた形式を根底から覆すいくつもの特長を持っています。

カトリックやプロテスタントの学校、あるいは公立学校として存在するのに対し、唯一どの宗派の学校とも立場を異にし、世界でも有名なオルタナティブ教育の一つとして知られています。

ここでは、シュタイナー学校の特徴をご紹介します。

 

授業内容

シュタイナー教育では、子どもの発達は、単に<頭>を使った知的な成長に留めるものではない、という考えで、子どもが<心>で感じるものを引きだし、また<手>を動かして物を作りだす能力を引き出すことを大変強調しています。

そのため、シュタイナー学校では、従来の学校がもっぱら指導してきた、「読み」「書き」「計算」だけではなく、音楽や絵画などの<心>で感じる授業。

金属や木材、布などを材料にして<手>を動かして物を生み出す能力を育てること手仕事の授業。

そして、<頭>と<心>と<手>による総合的な学習のために、演劇やオイリュトミー(身体表現運動)などに子どもたち全員参加させ、多くの時間を割いて指導しています。

 

エポック授業

毎日複数の科目を小刻みに学ぶのではなく、一定期間(たとえば4週間)は一つの科目の学習に集中する「エポック授業」という時間割の取り方をしています。

 

12年間一貫教育

シュタイナー教育を行う学校は、12年制の一貫教育です。

小、中、高校といった区切りはほとんどなく、1年生から12年生までの12年間を同じ校舎で学びます。

また、6歳から13歳までの子どもたちを1人の教師が一貫して担任として指導します。

 

教科書がない

シュタイナー教育では教科書を使いません。

教科書の代わりにエポックノートに書き込みをしていくことによって、自分の経験と学びを記録し、自分自身の教科書を作っていきます。

 

メディアに触れない

シュタイナー教育の理念では、特に低学年においては、テレビなどのメディアを視聴することは推奨されていません。

シュタイナーは五感以外にも思考感覚や生命感覚を含めた十二感覚についても述べています。

テレビは相手からの一方的な表現のみであり、目の前にある絵に縛られ、自分の想像力を使った絵が描けなくなり、内面性が育ちません。

視力や思考力を育てるためにもメディアを視聴しません。

 

テストがない

シュタイナー教育では、到達度を一律に決めることはしません。

知識だけではなく、全人としての成長を追求しているため、子ども一人ひとりの成長に寄り添います。

そのため、一定の基準で評価したり、他社と競わせたりすることは無意味だとされています。

通知表的なものはありませんが、担任・専科の先生より個々にコメントを頂き、一人ひとりに合った詩が送られます。

子どもたちは、その詩とともに新たな一年を学びます。

 

独自の教材

シュタイナー教育では他校では使っていない教材が使われています。

鉛筆は使わずに、蜜蝋クレヨンと色鉛筆でノートをとります。

低学年は蜜ろうクレヨン、学年が上がると色鉛筆を使うようになります。

絵を描くことも多いため、色彩豊かなノートになります。

 

 

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