テレビと育児シュタイナー教育との出会い
公開日:
:
子育て日記
我が家のテレビのない生活を始めて、6.7年くらいたつでしょうか。テレビを見ないことで時間に縛られることなく、自分のやりたいことに時間をかけられるようになりました。
自分自身、もともとそんなにテレビを見る家庭ではなかったけれど、テレビを見るきっかけになったのは中学生の時だったように思います。
学校へ行くと、みんなテレビ番組の話をしていて、「○○にでていたあれが面白かったー」とか「あのキャラクター、今日はこんなこと言ってたよね」とか。。。
そんな話題についていこうと、朝の忙しい時間にテレビをつけるようになったのが始まり。
でも、私はテレビをつけてしまうと、どうしても凝視してしまい、動くことができなくなってしまうのです(;^_^A そのせいで、結局時間ギリギリになってしまうことが増えてしまいました。
成人してからは、テレビではなくラジオを聴くようになり、動きながらでも情報収集ができるとラジオを好むようになりました。
そして、子どもが生まれてからは、何となく「教育番組を見せたほうがいいのかなぁ」と思ってテレビを見せることに。。。
すると、子どもはテレビにくぎ付け!!これは楽チン(^^♪と思い、テレビに子育てしてもらうことが増えました。でも一度テレビをつけてしまうと、消すタイミングが難しい・・・。子どもはもっと見たい!!と怒りっぽくなるし、この番組見たいなら何時までに終わらせなくちゃ!みたいなものが出てきてやっぱり時間に縛られ始めたんですね。
そんな時に読んだ育児書の中に「シュタイナーの子育て」という本に出会いました。その本には「子どもが小さいうちはテレビは必要ない」というものでした。
読み進めていくうちに、「これだ!!」と思いました。これこそ自分のやりたい子育てだと。
私自身、何年か保育の現場で仕事をさせてもらうことがあったけれど、それは集団生活をいかにまとめていくか、先生主導で子どもたちに色々と教えていく、それが当たり前なのだと思いながらやってきました。でも児童福祉の現場に入ってみるとなんだか同じ子どもなのにやっていることがちぐはぐなような気がしてならなかった。
そこへ私の前に現れたシュタイナー教育。自由への教育。自分で考えることのできる人になるために。。
そしてこの歳になって、もっといろいろと勉強したい!!と思うようになりました。
シュタイナーは「人は7年のリズムで成長する」という。という事は、義務教育が終わったからと言って学業が終わるわけではない。いくつになっても人は成長できるということを改めて感じました。
インターネットが普及して、与えられる情報量が半端ない今の時代。もはや情報は自分で調べるものではなく、与えられるような世の中に・・💦
何が正しくて何が間違っているのか、大人でさえ判断に苦労するのに、子どもなんてきっと訳が分からなくなってしまうのではないでしょうか。
子どもにたばこを吸わせないのは当たり前。同じようにテレビを子どもに見せないのは当たり前。という時代は来るのでしょうか??
なにが正しくて何が間違っているのか。それを理解できるようになってからでもテレビを見るのは遅くないと私は思うようになりました。なぜならテレビは大人のための娯楽と考えるからです。
スポンサーリンク
関連記事
-
-
夏休みの宿題 子どものやる気をひきだす量ってどのくらい?シュタイナー教育の宿題量は・・・
学校も夏休みに入り子どもたちは宿題を持って帰ってきました。 4年生の長女は 「さ
-
-
甘やかし?小学生の夏休みの宿題の意味ってなんですか?
ニュースを見ていてふと目に止まった「宿題代行」という文字。 これはいったいなに事??と思っ
-
-
外国の子どもとうちの子どもたち
台風が過ぎた後は木の枝がたくさん折れていて、道路に落ちているものもあれば、気にぶら下がっているものも
-
-
小國神社は穴場スポット!おいしいかき氷と川遊び
暑いけれど、冷房の効いた部屋にずっといるのはつまらない!!! ということで、涼しい場所を求めて
-
-
冬はろうそくの灯りで心を温める?
冬になると夜空の星や月がとてもきれいに見えるようになりますね。 そんな夜空をみてなのか??長女
-
-
中間反抗期?10歳娘と父との微妙なケンカ
10歳の長女とお父さんがケンカをしました。 といっても長女が一方的に不機嫌になって怒っているだけの
-
-
シュタイナー教育の発表会
各学期の終わりを迎えるとき、シュタイナー学園では終業式ではなく月例祭というものが行われます。