わらべうた 輪あそびーおおなみこなみで

わらべうた

おおなみこなみで (輪遊び)東京都

歌詞

おおなみこなみで かぜがふいたら まわしましょ

たかいやまこえて ひくいやまこえて うしかうまかどっち

*もとは縄跳び歌

 

遊び方

真ん中に鬼です。

円になり、手をつないで歌いながら右方向へまわります。

「たかいやま」でその場に止まって手を高く上げます。

「ひくいやま」でそのばにしゃがみます。

「うしかうまかどっち」はまたまわります。

鬼が「牛」ならゆっくり、「馬」なら早く、円の外を10周走り、みんなは周数を数えます。

 

遊びのポイント

もとは縄跳び歌です。

「おおなみこなみで~まわしましょ」は横に揺らし、「たかいやま~」で縄をまわします。

「ひくいやまこえて」のところは中で飛んでいる子がしゃがみます。

牛なら遅く、馬なら早くまわした後、縄の外にでます。

円になって遊ぶ場合は、円の中の鬼が一人用の縄跳びで数回を飛んでもおもしろいですね。

 

わらべ歌にまつわる豆知識

縄を飛ぶ速度を牛や馬で表現しているおもしろい縄跳び遊び歌です。

牛と馬といえば、いろいろな面で比較対象とされてきました。

たとえば、ご飯を食べた後に言う言葉にはこんなものがあります。

「うまかった、うしまけた」。

これは「うまかった(美味しかった)」を「馬勝った」と洒落て、それに対比して「牛負けた」と揃えて言うものです。

東北の方では牛はベコと呼ばれるので、「うまかった、ベコまけた」なんていう言い方もあるそうですよ。

その他にも、仏教で説かれている地獄の役人として有名な“牛頭馬頭”なども牛と馬が使われています。

 

 

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