手合わせ歌-おもやのもちつき

わらべうた

おもやのもちつき (手合わせ)京都府

歌詞

おもやの もちつき いんきょの もちつき いっとついて

にとついて てにつき あしにつき いやぽーんぽん

*いっと・・・一斗(15㎏)

 

遊び方

おもやの~にとついて・・・お手合わせ(自分の左手に自分の右手を重ねて打ったあと、相手の両手の平と合わせて打つ)

てにつき~自分の胸の前で両手を打った後、相手の両手の平と合わせて打つ

あしにつき・・・自分の胸の前で両手を打ったあと、自分の太ももを打つ

いやぽーんぽん・・・自分の胸の前で両手を打った後、相手の両手の平と合わせて3回打つ

 

遊びのポイント

最後の「ぽん」で押し合い遊びをしても楽しいです。

動いた方が負けになります。

2人組から3人、4人と人数を増やしながら遊んでも楽しいですよ。

 

わらべ歌にまつわる豆知識

餅は昔から神事などのお祭りの食べ物で、農村の植物文化の一つとして伝えられました。

日本には製法も材料も違う2種類の餅(つき餅、ねり餅)がありますが、ここでいう餅つきは“つき餅”と呼ばれるもの。

臼と杵を使って餅を作ります。

母屋の餅つき、隠居の餅つきとあるように、別棟でそれぞれお餅つきをしている様子も伺えます。

また、一斗つき、二斗つき・・・とあるように、一回でもとてもたくさんの量のお餅を作ります。

現代では自動餅つき機なるものも登場していますが、臼と杵でついたお持ちに比べると、機械で着いたお持ちは軟らかすぎてコシがないものになってしまうそうです。

伝統文化として継承していくためにも、臼と杵で餅をつく機会を子どもたちにも多く作ってあげたいですね。

 

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