わらべうた 鬼遊び-ここはおおみの

わらべうた

ここはおおみの(つかまえ鬼) 山口県

歌詞

ここは おおみの とうせんじ

おみやげ くれんにゃ とおせんぞ

 

遊び方

地面に2本センを引き、線と線の間に鬼が入ります。

他の子は線の外側にいます。

歌を歌い終わったら鬼ゾーンを横切って対称線の外側まで逃げます。鬼につかまった子も鬼になり、どんどん鬼が増えていきます。

 

遊びのポイント

このもと歌は、歌と動きが完全に分かれている歌です。

動きを伴ったうたよりは子どもたちも歌いやすいと思います。

“お土産”のところを“お菓子”とか“ジュース”に変えて歌っても面白いですね。

線と線の間にいる鬼は線を越えてつかまえることがないように気をつけましょう。ぶつかったりしてケガをしないように細心の注意をはらってください。

門くぐりの歌あそびにも応用できます。

二人一組になって門を通ります

。門役は「とうせんぞ」で腕を下ろして門を閉めます。

予め門役は“なぞなぞ”を考えておき、つかまった子どもたちが答えられなかったら門役交代となります。

 

わらべ歌にまつわる豆知識

山口県山口市秋穂(あいお)町東に「東泉寺(とうせんじ)」があります。

またこのあたりは「大海(おうみ)」と呼ばれることもあり、昔は大海村という村もあったようです。

お祭りなどから帰ってきた顔見知りの人に対し、子どもたちは手を広げたり、数人で綱を引いたりして通せんぼをしてあそんでいました。

また、山口県岩国市美川町南桑(なぐわ)にも漢字一文字違いの「東専寺(とうせんじ)」があり、「ここは南桑の東専寺 あんこをくれんと 通せんぞ」と歌われていたそうです。

 

 

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