わらべうた-ふねだふねだ
ふねだふねだ (身振り遊び)愛知県
歌詞
ふねだふねだ かわらのふねだ
遊び方
座って船をこぐ真似をしながらお尻と足を使って前へ前へと進みます。
何人かで競争してもよいでしょう。
あそびのポイント
“舟をこぐ”という動作を考えると後ろ向きで進むのが自然です。
でも最初は難しいと思うので、前を向いて足とお尻で進むようにしましょう。
慣れてきたら、舟をこぐ動作を付け加えて後ろ向きで進んでみましょう。
こぐタイミングと身体が動くタイミングが上手く合うように心がけて下さい。
舟こぎ競争をするときは、競うことに夢中になって歌が疎かにならないように気をつけましょう。
かけっこと違い、お尻、腹筋などすべてを使って運動できる遊びです。
いつもとはちがう筋肉が鍛えられるので、下半身が弱いといわれる現代っ子にはおすすめの遊びです。
お尻はなるべく床につけたままで、お尻のすべりが悪いときは、段ボールや座布団などを敷いて舟代わりにしてもいいですね。
わらべ歌にまつわる知識
川遊びの代表といえば笹舟流し。
友だちと一緒に、誰の舟が一番早いか競争した思い出もあるのではないでしょうか。
作り方は、笹の葉の両端を中央に向かって折り曲げます。
端から中央に向かって3等分に切れ目を入れ、その外側2つを上で組み、反対側も同じようにして舟をつくります。
七夕に流す笹舟や平和を願った折り鶴での笹舟流しもありますが、もとは厄除けのための笹舟流しだったようです。
どっちにしても、「思いを託す」意味で流すのでしょうね。
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